最近、メーカーが特定の車種のリコールをするニュースをよく見かけます。
リコール対象になるとそ車のユーザーに対して、あなたの車はリコール対象になっていますので、近くのディーラーに持って行って無償修理を受けてください、といった通知が届きます。
ところが、この通知の約1割が持ち主に届いていまないことが国土交通省の調査で判明しました。その理由は、転居時に車検証の住所変更をしていない人がいるためです。
平成27年度に、車のメーカーが国土交通省へ届け出た全リコールの対象車は約1899万637台ありますが、うち約180万台分の通知が届かなかったと推計しています。
ご存じのように、リコールは販売後の車に見つかった不具合を無償で改修し、事故を未然に防ぐ制度です。リコール対象になった車に修理をせずに乗っているということは、重大な事故につながる恐れがあります。
リコール通知が届いたら、直ちにディーラーなどに車を持って修理をしてもらうことはもちろんですが、引っ越すときには管轄する運輸支局で車検証の住所変更をしておきましょう。
(シンク出版株式会社 2017.1.17更新)
運転中に無意識に行う危険な行動や悪い癖などが、事故を誘発することがあります。
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