春が近づき昼間の気温は高くなっていますが、朝晩の冷え込みがまだきつく、風邪などをひいて体調を崩している方も多いのではないでしょうか?
体調が悪いときは、運転すると危険が大きいので慎重に判断してください。
去る3月26日午前10時半ごろ京都市内で路線バスが電柱に衝突し、運転者(38歳男性)と乗客2人が軽傷を負う事故が発生しました。幸い3人とも怪我の程度は軽かったのですが、電柱が折れたため付近の住宅が一時停電する騒ぎとなりました。
事故を起こした運転者は「風邪気味で体調が悪く、急に意識がもうろうとして衝突した」と話しています。
風邪気味と感じても、実は大きな病気の前兆の場合があります。また、ただの風邪であっても過去に観光バスなどで大きな人身事故が発生しています。なかには風邪薬を飲んで薬の副作用のため「もうろう」としてしまった例がありました。
たとえ風邪程度でも、体調が悪いときの運転は危険です。上司や管理者に正直に申告して、運転をしないように努めてください。
(シンク出版株式会社 2017.3.30更新)
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