日本タイヤ協会の調査によると、乗用車の3台に1台は空気圧不足で走行しているということです。
自動車のタイヤにエアを充填しても、時間とともに空気圧は自然に下がってしまいます。
これは走行していなくても同様ですから、1か月に1回は空気圧をチェックする必要があります。
自動車ユーザーの多くがこのことを知らず、また、タイヤの点検をする意識が薄いことが、空気圧低下の原因と思われます。
空気圧が低いと良いことはありません。
まず、走行抵抗を増やし燃費が悪くなります。さらに、低い空気圧のまま高速走行を続けると、タイヤサイドが破断してパンクする危険が高くなります。
また、雨天時には水膜にタイヤが浮き上がって走行コントロールを失う「ハイドロプレーニング現象」が起こりやすくなります。
空気圧は、ガソリンスタンドで簡単にチェックすることが可能ですし、セルフスタンドでもチェック機器を貸与してもらえます。
自動車のタイヤは命を乗せるもっとも重要な部品の一つです。私達も、タイヤの点検を意識して、
月に1回はチェックする習慣をつけましょう。
(シンク出版株式会社 2017.4.10更新)
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