気温がかなり上昇し日差しもきつくなってきました。風があって爽やかな日でも、駐車していると車内温度が非常に高くなっていることに気がつきます。
そろそろ熱中症に注意すべき時期です。厚生労働省では、例年5月から熱中症で搬送される人がいるということで、今年は新たに5月から9月までを「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」時期に定めて注意を促しています。
同省の調査によると、平成28年における業務中の熱中症による死傷者数は462人で、5月には12人の方が搬送されています(死者数はゼロ)。業務別では最も多いのは建設業の109人、次いで製造業97人、運送業52人と続きます。
運転中や業務中は、日陰で休憩してこまめに水分補給を心がけるとともに、適度な塩分補給も意識してください。
また、この時期は外気温がさほど高くないことに油断して、車のなかに子どもを置き去りにして熱中死となる事故がときどきみられますので、小さな子どもを車中に置き去りにしないように注意しましょう。
(シンク出版株式会社 2017.5.9更新)
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