さる5月8日午前8時25分ごろ、埼玉県狭山市の市道で自転車に乗って走行していた女性がトラックにはねられ、死亡する事故がありました。
事故の現場は片側1車線の直線道路で、自転車は道路左側を対向してきており、トラックの運転者は「気がつくのが遅かった」などと供述しているということです。
ご承知のように、自転車は車線の左側を走行しなければなりませんが、この事故のように右側車線を走行する自転車が多く、対向してくる車と衝突事故を起こすことが少なくありません。
車を運転しているドライバーとしては、前から対向して来る自転車はアッと言う間に近づいてきますので、少し油断をしていると危険な状態になることがあります。
自転車のマナーは決してよいとは言えませんので、自転車との事故を防止するにはドライバーが気をつけるしかないのではないかと思います。
道路前方の左側から自転車が対向してくることもあると意識して、自転車の存在を意識して見落とさないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2017.5.15更新)
トラック運転者として知っておかなければならない安全運転の基本知識をまとめたDVDです。
車の乗降りの仕方やハンドルの持ち方などを解説した「運転準備編」と、右折や左折などの運転中の注意ポイントをまとめた「運転実践編」で構成されており、全ての項目(30分)を一度に見ることもできますが、視聴したい項目(1~3分)を選んで見ることもできます。
それぞれの項目は質問形式となっていますので、視聴者は考えながら見ることができ、安全運転のポイントを理解していただくことができます。