このほど、異常破裂の事故などでリコール対象となっているタカタ製のエアバッグに関して、国土交通省が97車種170万台についてはエアバッグ部品を交換しないと車検を通さないことを決めました。
国内では、1883万台の車がエアバッグ関連でリコール対象となっていますが、今年7月時点で410万台がまだ未改修ということです。
そのなかでも、特に危険性が高いとされ国内で破裂が報告されたホンダの「フィット」や日産自動車の「エクストレイル」、「フーガ」など97車種のうち、リコール届出が2016年4月以前となっているおよそ170万台を対象とすることになりました。
この措置は2018年5月から適用されるということです。
リコールは通知が来るはずだと考えがちですが、所有者の転居や中古車として転売後に車検証の住所変更がされずに通知先不明となることもあります。
皆さんもマイカーが対象車種ではないか、一度ディーラーや整備工場に確かめておきましょう。
(シンク出版株式会社 2017.9.7更新)
2018年版「トラック運行管理者手帳」、「バス運行管理者手帳」の発売を開始しました。
両手帳とも、運行管理のために知っておかなければならない知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめ1冊に収録しています。
2018年版よりカバーにペンホルダーと「免許取得時期による運転可能車両」の一覧表を記載した下敷きを追加し、ますます便利になりました。