さる9月6日午前3時半ごろ、滋賀県栗東市の名神高速道路の栗東インターチェンジの出口付近で、乗用車が大型トラックやタンクローリーに衝突し、乗用車に乗っていた男性2人が車外に放り出され、死亡する事故がありました。
事故現場は、高速道路の出口付近の3車線から2車線に変わる途中部分で、乗用車は減少対象となる第1車線を走行しており、第2車線へ車線変更した際に前走していた大型トラックに追突し、第3車線側へ逸脱したところに大型トレーラーに追突されたものです。
高速道路では、3車線から2車線に車線が減少する区間がよくあります。
そういう区間では、かなり手前から車線が減少する案内が表示されていますので、案内を見つけたら早めに車線変更をしておく必要があります。
車線が減少するギリギリの所で車線変更しようとすると、変更する車線に車がいると、入るタイミングがなくなってしまい、本当に危険なタイミングで入らざるをえないときがあるからです。
ギリギリのタイミングで入ると、事故になるリスクが高くなることは言うまでもありません。
(シンク出版株式会社 2017.9.12更新)
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