さる9月6日午前11時すぎ、徳島県つるぎ町の県道で道路沿いの住宅に車庫入れをするためバックしていた軽乗用車と、右側から走ってきた自転車が衝突し、自転車に乗っていた女性が死亡する事故がありました。
事故の現場は、住宅地を通る幅員約6mの1車線道路で、軽乗用車を運転していた男性は、自宅の向かい側にある神社の敷地にいったん車を乗り入れた後、バックで県道を横断して車庫に入れていたということです。
警察では、軽乗用車を運転していた男性がバックする際に右側の安全確認が不十分だったと見ています。
この事例をみるまでもなく、バックして道路を横切る運転は危険を伴います。
というのは、前進して道路を横切るときは、左右から来る車や自転車の安全確認ができるのですが、バックの場合には運転席から後方を見るようになるため、左右の様子があまり確認できないからです。
そのため、スピードを出してバックしていると道路上を走行してくる車や自転車を見落とし、衝突することになります。
バックで道路を横切るときには、歩くようなスピードで慎重な運転をしてください。
(シンク出版株式会社 2017.9.14更新)
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