今月から10月にかけて、国土交通省の呼びかけにより自動車点検整備推進運動が実施されていますが、ご存知でしたか?
故障の少ない乗用車でも日常点検整備をときどき実施しておかないと、高速道路でタイヤがバーストしたり、バッテリーが上がって走行不能になることがあります。
大型貨物車やバスなどでは、日常点検・定期点検の不備から火災事故が起こることが度々報告されています。
さる9月19日にも、奈良県生駒市で酸素ボンベ販売会社のトラックが走行中に出火し、積んでいた医療用酸素ボンベ数10本に引火して爆発するという事故が起こりました。
幸い、周囲に人や車が少なくて負傷者はいませんでしたが、場合によっては車両の不具合が大事故に結びつく恐れがあることを示しています。
皆さんも、ガソリンスタンドで給油したときにタイヤの空気圧を点検したり、バッテリーの状態をチェックしてもらうなど、点検整備を忘れないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2017.9.29更新)
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