さる10月7日午前5時15分ごろ、愛知県豊川市の堤防道路を走行していた車が、散歩中にガードレールにもたれて休憩していた女性2人をはね、女性の一人に右足の骨を折る重傷を負わせる事故がありました。
車を運転しているときに、ガードレールや道路端の縁石に座って休憩している人を見かけることがあります。
休憩している人はあまり意識していないと思いますが、座っていると両足が車道にはみ出ていることも多く、危険を感じることがあります。
それでも、走行している道路が広かったりすると、足がはみ出していても避けていくことができるのですが、狭い道路などでは避けることもできず轢きそうになることがあります。
この事故のように、早朝など周囲が暗い状況では運転者は散歩の途中で休憩している人がいることは想像していませんので、発見も遅れてしまいます。
早朝など暗いときに走行するときには、道路端で休憩している人の存在に気を配るとともに、足が車道にはみ出していることに十分注意してください。
(シンク出版株式会社 2017.10.12更新)
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