最近、大きく報道され話題になっていますので皆さんも関心があると思いますが、東名高速で無理やり停止させられたワゴン車が後続のトラックに追突された事故では、大型トラックがワゴン車に追突する直前まで、別のトラックが大型トラックの前を走っていたということがわかりました。
警察では、前車のため大型トラックが停止しているワゴン車に気づくのが遅れて、追突したのではないかとみています。
トラックなどの後ろを走行していると、車体後部が死角となって前方の様子がわからないことがよくあります。
そのため、前のトラックが車線変更して前方の視界が急に開けると、前に落下物が落ちていたといったことがあります。
そのとき、スピードがあまり出ていない一般道路なら何とか避けられるのですが、スピードが出ている高速道路などでは発見したときには間に合わないことが少なくありません。
トラックなどの前方の視界が遮られる大型車に追従するときは、車間距離を十分にとっておくことはもちろんですが、トラックが急に車線変更したときには、前方に異変があると考えてスピードを落とすなど、慎重に対処しましょう。
(シンク出版株式会社 2017.10.18更新)
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