11月1日から新東名高速道路の新静岡IC―森掛川ICの上下線約50キロについて、最高速度を110キロに引き上げる試行期間が始まりました。
12月1日からは、東北自動車道の花巻南IC―盛岡南ICの上下線約27キロで、同様の試みが始まります。
今後、最低でも1年間は試行を続けて、事故の発生状況などを分析し、120キロへの引き上げや対象区間の拡大が検討される予定になっています。
1963年に高速道路が開通して以来、100キロだった最高速度が引き上げられるのは初めてのことですが、すべての車が対象になるわけではありません。
対象となるのは、現行の最高速度が100キロとなっている普通自動車やバスなどだけで、トラックなど大型貨物車の最高速度は現行の80キロに据え置かれますので注意してください。
また、最高速度が上がると車両ごとのスピード差が大きくなりますので、遅い車はいつまでも追越車線を走行しないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2017.11.10更新)
「トラック運行管理者手帳」、「バス運行管理者手帳」を好評発売中です。
両手帳とも、運行管理者が知っておかなければならない知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめて1冊に収録しています。
2018年版よりカバーにペンホルダーと「免許取得時期による運転可能車両」の一覧表を記載した下敷きを追加し、ますます便利になりました。