最近、新しく開通した高速道路やバイパスを走行していると、雨の日でも反射が少なく、明るくて走りやすく感じます。路面の水たまりができないので水しぶきもあまり出ません。
これは、排水性が高くしかも明るい色の新しい舗装素材が開発されているからです。
新しい舗装技術の活用で雨の夜も路面全体が明るく、スリップ事故などが起こりにくい摩擦力の高い路面となっていますが、以前からある道路とつながった部分では急に一般の舗装路面状態に戻ることがあります。
快調に走行していても、路面の変わり目以降では、急に前車の水しぶきが増えたり、路面が暗くラインも見えにくくなったりします。速度を出しているとスリップも起こりやすくなります。
路面が変わったと感じたら、少し車間距離をとって速度をセーブするなど道路条件に応じた運転をするように心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2017.11.24更新)
本ハンドブックは物流技術研究会で培われてきた安全運転のノウハウやトラックドライバーとして必要な知識を、国土交通省告示の「指導・監督の指針」に基づいて(危険物を運搬する場合に留意すべき事項を除く)、イラストや図解を中心にまとめています。
本改訂版では平成29年3月に改正された「指導・監督の指針」に対応し、「運転支援装置の役割を正しく知る」を新たに加えました。
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