郊外の国道などを走行していると道幅や路面状態には変化がないのに、突然「50」「40」など最高速度の制限を示す標識が立っていることがあります。
多くの車が速度を落とすことなく走行し続けているようですが、今まで時速60キロ等で走行することができた道路に制限規制がかかるのには意味がありますので、警戒して速度を落とす習慣をつけましょう。
よくあるのは、道幅は同じでも集落部・市内部に入って人家や店舗が多くなり道路横断などの歩行者・自転車が多くなる場所であるため、標識による最高速度の指定が行われているケースです。
また、カーブなどで前方の見通しが悪い場所、前方に交通量の多い複雑な交通点が隠れている場所なども規制がかかりますので、最高速度を示す標識を見たら漫然と走行しないで注意力を高める必要があります。
標識を軽視して警戒せずに速い速度のまま走行すると、飛出しなどに対応できないで事故を起こす危険が高まるだけでなく、事故の過失責任割合もそれだけ大きくなることを自覚しましょう。
(シンク出版株式会社 2017.11.27更新)
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