事業所の安全運転目標などを掲げる良い機会でもあります。
管理者は1年間の安全運転教育計画を練りましょう。
また、寒さや年末の多忙さから、身体の調子を崩しやすくなる時期でもあります。運転者の健康管理に配慮し、健康起因による交通事故を防ぎましょう。
風邪薬などの副作用にも留意してください。
雪道での事故が多発する時期ですので、雪道対策を万全にしましょう。
一年の無事故・無違反を誓う
■三日坊主にならないように工夫しよう
毎年、年頭には事故防止を誓う運転者の皆さんが多いと思います。
神社などに安全運転祈願に行くと、なおさら意識が高まるでしょう。
しかし、こうした誓いの気持ちはともすれば三が日程度しか続かず、やがて忘れてしまいがちです。
ですから、事故防止意識を維持できるように工夫しましょう。
たとえば、あるプロのトラック運転者は毎年、新年の誓いを短冊に書いてダッシュボードに貼り付けています。それを運転前に見て「今日も安全運転で行くぞ」と気持ちを新たにしているということです。
また、別の物流会社の運転者控え室では、出勤を示す札の裏に運転者各自の「安全運転の誓い」をカードにして張っています。札を裏返すときこのカードを読んで再確認しようということです。
形式的な行為に見えても、毎日の習慣が力になります。ぜひ、実践しましょう。
【こんな目標が効果的です】
安全運転目標は、なるべく具体的で、自分が実践しようと感じる文章で書きましょう。以下は、実際にプロドライバーが記入した、安全運転目標の例です。
健康起因事故を防止する
■健康悪化は重大事故につながる
1月は、1年の目標を立てる月でもありますが、年間安全目標に健康起因事故の防止を掲げる事業所が増えてきました。
運転中に健康状態が悪化した場合、まったく車が制御できなくなり、大事故に結びつく恐れが大きいからです。
健康起因事故(人身事故)では、脳・心臓疾患が全体の3割を占め、目立っているのが特徴的です。
死亡事故の場合は、さらに割合が高く、脳・心臓疾患が65%を占めています。
運転者の健康起因事故防止のためには、次の3点が重要です。
・日常的な健康状態のチェック
・健康診断結果に基づくフォローアップ指導
・自主的な健康増進策の推進
■朝礼・点呼を確実に実施しよう
運転者の健康状態チェックをする機会は朝礼や点呼のときしかありません。
確実に実施するとともに、運転者に話しかけて反応をみるなどきめ細かい観察をする姿勢を持ちましょう。
毎日、健康状態を観察する意識を持っていると、「今日は目が赤い」「寝不足気味だな」といったことに気づくようになります。
また、定期健康診断で「要観察」などとされた運転者に対しては、重点的に様子を聞くように心がけましょう。
■健康増進の手助けをしよう
センサー製造メーカーS社では、2017年度から「健康経営」を目標に掲げ、健康増進のため積極的な働きかけをしています。
その一つが「健康目標カード」の活動です。
従業員は各自が年間の目標を立て、「わたしの健康目標」カードに記入します。カードを提出した人には、月額いくらと健康増進手当が支給されます。
「日常的に適度な有酸素運動をする」「禁煙をする」などに対しては数値目標を掲げて、目標の実践度合いを評価する仕組みも設けました。
この活動を始めてから、週2回以上の運動習慣(30分以上の軽く汗をかく運動)を1年間継続している人が4人に1人となるなど、確実に効果を上げています。
運転者に対する健康目標活動を導入し、主体的な健康管理を促してはいかがでしょうか。
【こんな事故が起こっています!】
■低血糖症による意識障害で死亡事故、
危険運転容疑で男を逮捕
2017年11月16日、東京都杉並区内で乗用車を運転中に低血糖症で意識障害となり、路上駐車していたトラックに追突して男性警備員を死亡させた運転者(51歳・男性)が、危険運転致死容疑で逮捕されました。
男は、事故当時に低血糖症による意識障害を起こしていて意識が朦朧とした状態でした。
糖尿病を患っていたため、血糖値を下げるためのインスリン注射を自身で打っていましたが、投与量を誤ったものとみられています。約2km手前から意識が朦朧としていたことを自覚していたのに運転を中止しなかったことから、危険運転致死罪で逮捕されています。
薬の副作用に注意する
■副作用を意識し、むやみに薬を飲まない
市販の風邪薬を飲む人は非常に多いと言われています。
風邪ぐらいで医者にいくのも……と考え、売薬で治そうとするのですが、中には眠くなる副作用の強い薬が多いので注意が必要です。
風邪薬や鼻炎カプセルの中には「抗ヒスタミン剤」という成分が含まれているものが多く、鼻水やくしゃみなどの抑制に効果的ですが、中枢神経系(脳)で神経伝達物質に作用するため、眠くなる副作用があります。
また、鎮痛剤や解熱剤成分の中にも眠気を誘う副作用のあるものがあります。
風邪はむやみに症状を抑える薬を飲むより、安静にして休養し自然治癒力を養ったほうが早く治るという医師もいます。
運転をする人は、その薬を飲んで眠くならないかどうかドラッグストアの薬剤師などに確認する習慣をつけて、むやみに薬を服用しないようにしましょう。
とくにこうした副作用は、誰でも感じる昼食後の眠気と連動し、昼食後に服薬したあとで眠気が増幅されやすいことに留意しましょう。
■作業効率の低下 → ぼんやりミスを誘発
インペアード・パフォーマンスという言葉を知っていますか?
これは、「自分では自覚できない作業効率の低下」を意味する生理学用語です。
市販の鼻炎カプセル薬程度で居眠運転に陥ることは実際には少ないでしょうが、抗ヒスタミン剤の副作用によりこのインペアード・パフォーマンスは確実に起こると言われています。
つまり、覚醒した脳と催眠状態になった脳の中間の状態で、本人に眠いというほどの自覚はないのに、何かミスが多かったり、集中力が低下して作業に遅れが生じるというのです。
自宅で休養しているときであれば問題はありませんが、車の運転やフォークリフトの操作などをしているときに、このようなパフォーマンスが低下した状態になれば、ぼんやりして見落としなどの危険が増大することに注意する必要があるでしょう。
■転落・転倒災害を防ごう
「年末年始の無災害運動」を実施している事業所は多いと思いますが、とくに寒くなり身体の反応が鈍る時期ですので、構内や作業所における転倒・転落などの災害防止に力を入れましょう。
休み明けの「ぼんやり・うっかり」による荷台からの転落や転倒事故も防止してください。
① 安全靴、ヘルメット、服装の確認
② 路面やはしごステップの凍結を放置しない
③ 作業場所の整理、整頓、清掃、清潔、躾の5S
を実践する
④ 作業場所の水たまり、油、粉類などを放置しない
⑤ ヒヤリ・ハット体験情報を活用し、スリップしや
すい場所に注意書きを掲示する
⑥ ポケットに手を入れて歩かない
⑦ 手袋、カイロの使用、休憩場所の暖房管理
■車輪脱落事故・スペアタイヤ落下事故を防ごう
●脱落事案は冬季に多発
国土交通省によると、大型車(トラック、バス)のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故が依然として高水準で発生しているため、車輪脱落事故防止の徹底をよびかけています。
国土交通省の調査によると、脱落事故は毎年11月から3月の冬期に多発することと、頻繁にタイヤ交換する積雪地域での発生率が多いことがわかっています。
平成28年中は、車輪脱着作業後2か月以内に発生した事故が56件中43件と全体の76.8%を占めています。
スタッドレスタイヤなどへの交換を実施した事業者では、日常点検の際、規定のトルクでの確実な締め付け、タイヤ交換後してから50~100km走行後の増し締め、日常(運行前)点検での確認、専用ボルトとナットの使用を徹底などを再チェックしましょう。
●スペアタイヤの落下防止にも注意
2017年10月18日に岡山県内の中国自動車道で、軽自動車が路上に落下していた大型トラックのスペアタイヤに乗り上げて故障し、乗員2名が路肩へ避難していたところ、後続の大型トレーラーが落下タイヤへ乗り上げて横転し、避難していた2名が巻き込まれて死亡しました。
この事故を受けて、国土交通省は大型車のユーザーを中心に、スペアタイヤの緊急点検を通達しました。
スペアタイヤを固定しているチェーンの緩みや、固定金具の腐食などをチェックしましょう。
出発前にスペアタイヤを押したり、強く蹴るなどの方法で異常点検を実施している事業所が多いと思われますが、一度タイヤを巻き上げているチェーンを緩めたあと締め直して、きちんと固定されているか確認することが大切です。
締め直し点検によって、不安定な状態が見つかることも多いと言われています。
→ 詳しくは、こちらを参照してください。
■年末年始の輸送等に関する安全総点検
国土交通省が毎年、輸送機関に対して自主点検等を通じた安全性の向上を呼びかける総点検運動を実施しています(平成29年12月10日~平成30年1月10日)。
自動車運送事業者はもちろん、鉄道、船舶を含めた全輸送機関に対して、災害や事故、テロや伝染病の流行などに備えた自主点検等を通じて安全性の向上を呼びかけています。
とくに以下の点を重点的にチェックしましょう。
大型自動車を使用する事業所では、自主点検を実施した後、平成30年2月上旬までに管轄の運輸支局まで結果を送付しましょう。
詳しくは同省のWEBサイトを参照してください。
【トラック運送事業の運行管理者向け】
■トラック協会より雪道対策の啓蒙情報
近年、12~1月に予想を超える大雪となるケースが増えているため、全日本トラック協会では、トラック運送事業者に適切な雪道対策が求められることを強調し、同協会のWEBサイトでも、雪道対策の情報を多数掲載しています。
大型トラックが交通事故やスリップ、大雪等で立ち往生してしまうと、周辺道路の大渋滞を招き、迂回路のない地域では大混乱を来たす恐れがあるためです。
降雪地域を運行するトラックは、
・タイヤチェーン、軍手、牽引ワイヤー等を必ず携行する
・どか雪など突然の大雪が予想される地域を運行する場合
は、ダブルタイヤ用トリプル形チェーンを携行する
・出発前に気象情報、道路情報を確認する
など、雪道対策を万全に整えてから出発しましょう。
詳しくは同協会のWEBサイトを参照してください。
【バス事業の運行管理者向け】
■軽井沢スキーバス事故の教訓を
忘れないように指導しよう
2016年(平成28年)1月15日1時55分頃、長野県北佐久郡軽井沢町の国道18号碓氷バイパスで、大型スキー観光バスがガードレールをなぎ倒して道路脇に転落し、乗員・乗客41人中15人が死亡する(うち乗員は2人とも死亡)大事故が発生しました。
生存者も全員が負傷しています。平成に入って発生したバス事故としては、最多の死者となりました。
この事故を踏まえた対策として、国土交通省は貸切バスの制度改革を含めた法令改正など、多くの施策を実施し、バス乗務員への指導・監督についても強化されました。
事故から丸2年を経るこの日を迎え、バス事業者として日々の安全管理・指導を振り返り、乗務員全員に安全運行へのさらなる誓いを求めましょう。
事故の教訓は何と言っても、運行管理の甘さと安全指導の不徹底です。全体的な管理・指導はもちろん、乗務員個々へのきめ細かい指導を目指しましょう。
*参考:国土交通省WEBサイト「軽井沢スキーバス事故対策検討委員会」
■必要な運行管理者を配置しよう
ご承知にように、2017年12月1日から貸切バスの営業所における必要な運行管理者の選任数が原則として最低2名になるなど、強化されています。
すでに必要な対応を終えているとは思いますが、12月1日までに選任できなかった事業者は、運行管理者数不足のままでは運行ができませんので、注意しましょう。
運行管理者を必要数選任できなかった場合は営業所の統廃合や事業の一時的な休止、営業所の廃止などを実施する必要があります。
■年間の安全指導計画を練り直そう
指導・監督の指針の改正により、2017年12月1日からバス乗務員への指導内容が以下のように変更されています。改訂を踏まえ、貸切バスの年間指導計画については見直しも必要です。
ドライブレコーダーを利用した指導については、国土交通省作成の「ドライブレコーダーの映像を活用した指導・監督マニュアル」が参考になります。
■乗合バス・貸切バスに共通した指導・監督の内容──10項目
項 目 | |
① |
事業用自動車を運転する場合の心構え |
② |
事業用自動車の運行の安全及び旅客の安全を確保するために遵守すべき基本的事項 |
③ | 事業用自動車の構造上の特性 |
④ |
乗車中の旅客の安全を確保するために留意すべき事項 |
⑤ |
旅客が乗降するときの安全を確保するために留意すべき事項 |
⑥ |
主として運行する路線若しくは経路又は営業区域における道路及び交通の状況 |
⑦ |
危険の予測及び回避 |
⑧ |
運転者の運転適性に応じた安全運転 |
⑨ |
交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因及びこれらへの対処方法 |
⑩ |
健康管理の重要性 |
■貸切バスの指導・監督の内容(新設──3項目)
項 目 | |
① |
安全性の向上を図るための装置を備える貸切バスの適切な運転方法 |
② |
ドライブレコーダーの記録を利用した運転者の運転特性に応じた安全運転 |
③ | ドライブレコーダーの記録を活用したヒヤリ・ハット体験等の自社内での共有 |
■貸切バスの「特定の運転者に対する特別な指導」時間数の延長
項 目 | |
新たに雇い入れた運転者の指導 |
実技訓練以外に10時間以上の指導及び監督を義務づける。 |
事故惹起運転者に対する指導 |
実技訓練以外に10時間以上の指導及び監督を義務づける。 |
準初任運転者に対する指導 |
実技訓練以外に10時間以上の指導及び監督を義務づける。 |
※「実技訓練」については、平成28年12月の改正により20時間以上の実施を義務づけ
日 付 | 行 事 等 |
1日(月) |
・元旦 |
2日(火) |
・初荷 |
4日(木) |
・官庁仕事始め |
5日(金) |
・小寒 |
7日(日) |
・七草 |
8日(月) |
・成人の日(第2月曜日) |
9日(火) |
・1月の製品安全点検日 経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。第2火曜日は「火二(ひに)注意」して、一酸化炭素中毒事故や漏電による発火その他の製品事故を防ぎましょう。 |
10日(水) |
・110番の日──毎年1月10日は「110番の日」。110番は市民生活の安全に関する相談窓口です。緊急以外の相談は「♯9110番」を利用するなど、相談時の正しい通報については、警察庁のWEBサイトも参照してください。 |
~10日(水) |
・第57回「正しい運転・明るい輸送運動」 全日本トラック協会主催──詳しくは、全ト協のWEBサイトを参照してください 。 |
~10日(水) |
・年末年始の輸送等に関する安全総点検(2018年1月10日まで) ──国土交通省は毎年、輸送機関に対して自主点検等を通じた安全性の向上を呼びかけています。 (※詳しくは、同省のWEBサイトを参照してください) |
13日(土) |
・大学入試センター試験(~14日) |
~ 15日(月) |
・平成29年度 年末年始無災害運動 ──中央労働災害防止協会が主唱する安全運動。今年で47回目を迎えます。共通標語は、 「異常なし! ダブルチェックで念入りに 年末年始もゼロ災害」 (※詳しくは、中災防のWEBサイトを参照してください) |
~ 15日(月) |
・平成29年度「建設業年末年始労働災害防止強調期間」 ──建設業労働災害防止協会が、災害の多い年末年始に積極的な災害防止運動を展開します。交通労災としては、現場送迎時の事故防止、路面凍結等によるスリップ事故の防止などを強調しています。 スローガン「無事故の歳末 明るい正月」 |
~ 15日(月) |
・年末年始 港湾無災害強調期間 ──港湾貨物運送事業労働災害防止協会による年末年始の事故防止活動。安全・衛生活動の「見える化」など、創意工夫をこらした活動を推進します。 |
15日(月) |
・軽井沢町スキーバス転落事故から2年──2016年の1月15日午前2時、長野県軽井沢町において41名を乗せた大型スキーバスが路外に転落、乗客・乗員計15人が死亡し、25人が重軽傷を負いました。この事故を契機に貸切バスへの安全対策が強化され、多くの法令が改正されました。 |
15日(月)~ 21日(日) |
・防災とボランティア週間──「阪神・淡路大震災」を踏まえ、平成8年より設けられました。 |
17日(水) |
・防災とボランティアの日──1995年の当日発生した阪神・淡路大震災を契機として災害時におけるボランティア活動および自主的な防災活動への認識を深める目的で制定されました。 |
18日(木) |
・自動車事故防止セミナー(近畿運輸局) ──更なる事業用自動車の安全対策を構築するために── 場所:ドーンセンター7Fホール(大阪市中央区大手前 1-3-49) 時間:13:00~16:00 定員400名先着順、参加費無料 ※詳しくは、近畿運輸局のWEBサイトを参照してください。 |
18日(木)~ 19日(金) |
・第58回 交通安全国民運動中央大会(東京)
──18日が分科集会、19日が本大会(文京シビックセンター大ホール)。 |
20日(土) |
・大寒 |
24日(水) |
・法律扶助の日 ──1952年(昭和27年)のこの日、法律扶助協会が設立されたこと記念して制定。同協会は2006年に改組され「日本司法支援センター(法テラス)」となり、経済援助を含めた法的支援を行う中心的な機関として活動しています |
25日(木) |
・日本最低気温の日──1902年(明治35年)、北海道の旭川地方気象台で-41.0℃という日本の最低気温を記録したことによる。上空の強い寒気の通過と放射冷却現象によるものと考えられています。 |
26日(金) |
・パーキングメーターの日──1959年(昭和34年)に東京都が日比谷と丸の内に日本初のパーキングメーターを設置したことによります。料金は15分単位で10円でした。当時は割高感があり、あまり利用されませんでした。 |
~31日(水) |
・陸上貨物運送事業「年末・年始労働災害防止強調運動」
──陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)の主唱する労災防止運動です(2018年1月31日まで)。 交通災害や荷役作業時における墜落・転落災害などの防止を推進します。詳しく陸災防のWEBサイトを参照してください。 |
1月上旬 | ・平成29年12月末における交通死亡事故速報(警察庁) |
~1月 |
・貸切バス、観光バスを対照とした街頭監査 毎年、年末年始にかけては貸切バス発着場等における街頭監査が実施されます。平成28年度より、街頭監査に係る処分は強化されています。 |
1月下旬 |
・平成29年11月末 労働災害速報(陸上貨物運送事業労働災害防止協会) ・平成29年11月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
◆1月の日没時間(国立天文台天文情報センターによる)
1日(月) | 福岡 17:21 |
大阪 16:58 |
東京 16:38 |
札幌 16:10 |
15日(月) |
福岡 17:33 | 大阪 17:10 | 東京 16:51 | 札幌 16:25 |
31日(水) | 福岡 17:48 |
大阪 17:26 |
東京 17:07 |
札幌 16:45 |
今月は暗くなる時刻が一年中でも早くなる月です。車や人・自転車の多い夕刻はとても事故が起こりやすい時間帯となります。
早めに点灯するあなたの配慮が、他の車や歩行者に注意を促し、交通事故を減らすことに結びつきます。遅くても日没の30分前には、ぜひ点灯するとともに、歩行者の見落としなどを警戒して運転してください。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。横浜の運動事務局の呼びかけに呼応して全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
また、JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light のサイトを参照してください