今年の冬は、非常に寒くて例年よりも早い時期から降雪が始まっています。
大雪が降ると、山間部の峠に向かう上り坂などではスリップした大型車などが動けなくなり、大多数の車が立ち往生することがあります。
そのため国土交通省では、山間部の上り坂など立ち往生が起こりやすい箇所を中心に、「除雪優先区間」を設定しています。
この区間では、早めに「通行止め」を行って除雪を集中的に実施されることがあります。
降雪が予想される地域に向かうときには、思わぬ「通行止め」にあって、迂回するために予想以上の時間がかかったということにならないように、国道事務所のHPなどで事前に確認し、必要に応じて経路の変更などを検討してください。
寒冷地の標高差の大きい峠道では、麓では雨が降っているような状況でも峠では大雪ということは少なくありません。
寒冷地に出かけるときは、冬用タイヤを装着し、タイヤチェーンを携行することはもちろんですが、現地の道路情報にも十分注意しましょう。
※全国の「除雪優先区間」の詳細はこちらのサイトをご覧ください。
(シンク出版株式会社 2018.1.12更新)
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