この時期に屋外に駐車していると、フロントガラスが凍り付いていたり、霜が付着していて前が見えないことがよくあります。
そういう場合には、運転する前に解氷剤のスプレーをかけたりお湯をかけたりして霜や雪などを落とすのですが、時間がなかったりすると少しだけ落として運転を開始する人が少なくありません。
さる1月15日午前7時45分ごろ、香川県高松市のセンターラインのない道路右側を歩いていた小学5年生2人が、後ろから進行してきた軽トラックにはねられる事故がありました。
軽トラックを運転していた男性は「前が見えなかった」などと供述しており、フロントガラスに霜が付着した状態で、若干は拭き取っていたものの前方はほとんど見えない状態でした。
霜などが付着していても、フロントガラスの内側からデフロスターをかけていれば、走行しているうちに溶けるだろうと安易な考えで運転していたのかもしれませんが、前が見えないまま運転するほど危険なことはありません。
運転する前は、面倒でもフロントガラスの視界をクリアにして出かけるようにしてください。
(シンク出版株式会社 2018.1.24更新)
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