日本列島には寒波が到来して全国的に厳しい冷え込みとなり、スリップ事故が相次いでいます。
雪道ではどこでもスリップ事故に気をつけなければならないのですが、なかでも橋の上や高架部分は凍結しやすいので注意が必要です。
さる1月23日午前8時すぎ、広島県安芸高田市で、雪のため凍結した橋の上を走行していた軽トラックが、スリップして対向車線にはみ出し、バキュームカーと正面衝突して軽トラックを運転していた男性が死亡しました。
また、同日午前6時すぎ、愛知県刈谷市の橋の上で1台の車がスリップして横転し、後続車が止まりきれずに追突するなどして5台が絡む事故がありました。
雪は降っていなかったのですが、路面が凍結していました。
橋の上や高架になっている部分は、風通しがよいために他の場所より路面温度が低下し、凍結しやすくなっています。
雪が積もっていなくても、霜などのため凍結していることがありますので、スピードを落として慎重に運転してください。
(シンク出版株式会社 2018.1.29更新)
小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するドライバーに対して、安全な運転方法を指導するのに最適の教材です。
雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。