寒さが和らぎ気温が上昇するとともに、花粉の飛散に注意すべきシーズンとなってきました。
とくに九州や西日本では、低気圧による強風の影響もあって、すでにかなりのスギ花粉が飛散しているとのことです。
関東や東日本でも今年は少し遅れたものの、スギ・ヒノキの花粉が平年より大量かつ長期に渡って飛ぶという予測です(気象庁調べ)。
JAF(日本自動車連盟)は、花粉症の人のくしゃみなどの症状が交通事故につながるおそれがあるとして、ドライバーに対し注意を呼びかけています。
くしゃみで目をつぶると前方への注意がおろそかになるほか、はずみでハンドルなどの運転操作を誤ることもあるのがその理由ということです。
症状がひどくなる前に抗アレルギー薬で治療をすすめるほか、車のなかに花粉を入れないように乗る前に服の花粉をよくはらって、花粉が飛んでいるときには空調を「内気循環」にするなどの工夫をしましょう。
また、治療のためとはいえ眠くなる薬を運転直前に飲むのも禁物です。
(シンク出版株式会社 2018.3.7更新)
この小冊子では、ドライバーが健康管理を徹底していなかったために発生したと思われる、重大事故等の6つの事例をマンガで紹介しています。
各事例の右ページでは、垰田和史 滋賀医科大学准教授(医学博士)の監修のもと、日々気をつけなければならない健康管理のポイントをわかりやすく解説しています。
ドライバーが健康管理の重要性を自覚することのできる小冊子です。