皆さんも飲酒運転を防ぐため運転代行を依頼することがあると思いますが、代行を頼んだら車を駐車場に完全に停めるまで運転を任せて、決してハンドルを握らないようにしましょう。
さる3月3日午後10時頃、静岡県湖西市内の駐車場で、駐車スペースに止めるためバックしていた乗用車が突然加速して誘導していた男性に衝突しました。誘導していた男性は車ごと駐車場の外の2m下に落下し、誘導していた男性(70歳)が死亡、運転していた24歳の男性も重傷を負いました。
誘導していたのは運転代行業の運転者で、事故を起こした男性の車を駐車場まで送り届けて駐車場で運転を替わったところでした。現場は非常に暗く、男性が酒気を帯びていたために運転操作を誤ったと思われます。
せっかく運転代行業者を頼んでも、自宅近くに戻ると「もう大丈夫だろう」と運転を替わるように言い、このような事故を起こしてしまう例が少なくありません。
お酒を飲んだときは、たとえわずかな距離や駐車場内であっても、決してハンドルを握らないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2018.3.8更新)
このDVDでは、アルコールが運転にどのような影響を与えるか、その危険性を再現ドラマを交え、CG、実験で明らかにしています。とくに「酒気残り」が運転に与える影響に注目し、体内のアルコール残量とドライバー本人の酔いの感覚とに大きなズレがあることを検証し、注意を促します。
また、飲酒運転の罰則も解説していますので、「飲酒運転は犯罪であり絶対に許さない!」と飲酒運転根絶を強く訴える内容です。
指導:金光義弘(川崎医療福祉大学特任教授)