また、4月は過去に事業用自動車の重大事故が多発していますので、運行管理者の皆さんも運転者への指導を徹底してください。
なお、4月は新入社員の安全教育の時期でもあります。事故事例を踏まえた具体的な教育を実施しましょう。
生活道路では安全速度で走ろう
■時速30キロ以上で死亡事故率が急増!
新入学シーズンを迎え、道路上には児童・生徒の姿が増えています。
暖かくなり高齢の歩行者や自転車を見かけることも多くなりました。
子どもや高齢歩行者・自転車がとくに事故に遭遇することが多いのは、生活道路と呼ばれる幅員の狭い住宅街の道路です。こうした道路を利用する場合は、制限速度を守っていればよいということではなく、状況に応じた安全な速度を守り、歩行者の飛出しなどに十分注意しましょう。
生活道路での事故は昼間に多く、とくに午後3時から6時の時間帯に多発しています。学校帰りの子どもたちや買い物帰り・散歩中の高齢者などに注意しましょう。
交通事故総合分析センターが生活道路(道路幅員5.5m未満)の単路・交差点における四輪車と歩行者の交通事故を分析した資料によると、四輪車の危険認知速度が時速30キロを超えると、事故の死亡事故率が急激に上昇することがわかりました。
危ないと感じたとき速度が30キロ以下であれば、何とか死亡事故を防ぐチャンスが広がります。
イタルダ・インフォメーションNo.98「生活道路上の歩行者事故の特徴」より
【こんな事故が起こっています!】
■狭い道でカバーをかぶって遊んでいた
男の子がはねられ死亡
2017年6月5日午後6時ごろ、横浜市港北区内の幅員約4.5mの道路で、路上で遊んでいた9歳の男の子が乗用車にはねられ、収容先の病院で死亡しました。
男の子は自転車用布カバーをかぶって遊んでいましたが、乗用車のドライバーは「何かにぶつかって乗り上げたと思ったが、子どもだとは気づかなかった」と供述しています。
【事故の教訓】──生活道路は子どもの遊び場、高齢者の社交の場と考えて、慎重に走行を!
春の全国交通安全運動に参加しよう
■子ども・高齢者の事故防止に取り組もう
2018年の「春の全国交通安全運動」は、4月6日(金)~15日(日)の10日間実施されます。
また、4月10日(火)は「交通事故死ゼロを目指す日」となっています。
事業所でも、この機会をとらえて積極的な交通安全活動を行いましょう。
今年の運動の重点項目には「子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止」が第一に掲げられています。
最近、車同士の事故に通学路の子どもなど歩行者が巻き込まれる事故が多発しています。
通勤のマイカー・バイク、自社の営業車両が不用意に生活道路を走行することがないように指導してください。
やむを得ず生活道路や私道などを走行する場合は、どのような危険があるのかヒヤリマップなどでチェックして危険を周知しておくことが大切です。
また、加齢等に伴う身体機能の変化が高齢者の交通行動に及ぼす影響などに関する安全指導の徹底が強調されています。
再雇用などのため65歳以上の従業員を運転業務に従事させている事業所では、十分な配慮をしましょう。
※詳しくは内閣府のWEBサイトを参照してください。
(1) 子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止
(2) 自転車の安全利用の推進
(3) 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
(4) 飲酒運転の根絶
■運転中のスマートフォンの操作等の禁止を徹底しよう
相変わらず、運転中のスマートフォンや携帯電話の操作・使用に関連した交通事故が多発しています。
交通安全運動の機会に禁止措置を徹底しておきましょう。
とくに運転者が画像を見たりアプリを使用するために画面を注視する、いわゆる「ながらスマホ」に伴う交通事故が増加しています。
どうしてもスマホや携帯電話などを使用しなければいけないときは、必ず安全な場所に停車してから使用するように徹底してください。
座り過ぎの健康被害を意識しよう
■ふくらはぎの活動がないと死亡リスク上昇
欧米諸国では、21世紀に入って座り続けることの健康被害が注目されています。
オーストラリアの研究機関が座位時間と総死亡リスクについて調査したところ、1日の総座位時間が4時間未満の成人に比べて、8~11時間の人だと15%増、11時間以上だと40%増加することが判明しました。
また、米紙ワシントンポストが科学者に取材し掲載した有名な「座っていることの健康上の危険」(※)という記事によると、1日7時間以上テレビを見る人の死亡リスクは、1時間以下の人と比較すると、61%も高かったという研究データを紹介しています。
記事では、座リ続けることでふくらはぎの活動が停止し、股関節の可動性も低下、カロリー代謝が極端に落ちるだけでなく、下半身の血流が悪化し血栓トラブルが起こりやすいなど様々な害が指摘されています。
英国でも、2011年に座りすぎの害を指導するガイドライン(英国身体活動指針)を作成しました。「就業時間中に少なくとも2時間、理想は4時間座っている時間を減らして、立ったり、歩いたりする低強度の活動にあてるべき」と勧告しています。
これを取り入れて、会議を立って行ったり、立ち机でパソコン作業をする会社が表れているそうです。
我々も「座りすぎ」の害を防ぐ方法を身に着けましょう。一つは「1時間に一度は立つ習慣をつけること」、2つ目は「最低でも1日延べ30分程度、足・腰を動かす運動をする」ことです。
これは運転中にも言えることです。運転疲労がなくても1時間に1回は運転席から降りて身体をほぐすことが、健康維持の上で重要です。
車から簡単に離れられないバスやタクシーの運転者も1時間に1回は短時間でも立ち上がって休憩する工夫をしましょう。
※”The health hazards of sitting” by Bonnie Berkowitz & Patterson Clark/The Washington Post
■「あおり運転」などを防止しよう
警察庁は、2017年に「あおり運転」など路上で他車への危険行為を行う運転者が重大事故を誘発した事例が相次いだことから、車間距離不保持や幅寄せ、急ブレーキ禁止違反等の道路交通法違反に対する取締り・指導を強化するとともに、危険運転致死傷罪の適用を厳格に行うよう通達を発し、ホームページにも運転者向けの啓蒙サイトを開設しました。
とくに「あおり運転」に暴行などが伴う場合は、その運転者を「危険性帯有者」として、点数の累積に関わらず迅速に免許停止処分に処すことなどが示されています。
また、更新時講習や安全運転管理者講習などにおいても、「あおり運転」などの危険性とともに、厳しく取締りが実施されることを指導するように求めています。
管理者の皆さんも、いたずらに車間距離を詰めたりパッシングするような行為を戒めると共に、相手に恐怖感を与えたり事故が誘発された場合は危険運転により処罰されたり、免許停止処分になる可能性があることを従業員に指導しましょう。
また、あおられたときは安全な場所まで退避して、ためらわずに110番通報するなど、被害を軽減する防衛方法についても指導しておきましょう。
社有車にドライブレコーダーなどの装備をすすめることも重要です。
※警察庁関連WEBサイト → 「危険!あおり運転等はやめましょう」
※関連通達 平成30年1月16日 警察庁交通指導課 丁交指発 第2号等
点呼の確認事項に「睡眠不足」を追加
■睡眠不足も乗務禁止の事由に
トラック・バス・タクシーなど事業用自動車の事業者が運転者を乗務させてはならない事由として、「睡眠不足の有無」が追加されることになり、2018年5月中旬より実施されます。
運転者の過労や睡眠不足による居眠運転事故が依然として多発していることから、事故防止のために乗務禁止事由を強化するものです。
2018年4月中旬までに、旅客自動車運送事業運輸規則・貨物自動車運送事業輸送安全規則などの省令と関係通達を改正し、改正日(省令公布日)から1か月を経過した日より施行される予定です。
■点呼での報告と確認義務が発生
運行管理者の皆さんは、乗務員点呼の際に報告を求める確認事項として、
「日常点検結果」「酒気帯びの有無」「疾病・疲労等健康状態」に加えて「睡眠不足の有無」を
チェックする義務が生じます。
運転者は睡眠不足で安全運転ができないおそれがある場合は点呼時に申告する義務が生じます。
■点呼記録簿にチェック欄を追加
点呼時の記録事項も改正されますので、点呼記録簿に「睡眠不足の有無」のチェック欄を新たに設ける必要があります。
【トラック運送事業の運行管理者向け】
荷役5大災害の防止に取り組もう
■雇入れ時の教育を徹底する
先月もお伝えしたとおり、陸上貨物運送事業の労働災害件数が増加し、厚生労働省も労災防止の緊急要請を実施しているところです。
同省の貨物・荷役災害統計によると、経験年数3年未満の死傷者が全体の38%を占め、年齢別では50歳以上の死傷者が40%を占めています。
このことから、雇入れ時の安全教育をしっかり実施することが重要です。
また、50歳以上のベテラン運転者・作業者を雇用する場合でも、現場が違えば安全のノウハウも違うことを踏まえて、指導を徹底しましょう。
さらに、荷役5大災害の防止に取り組むことが呼びかけられています。5大災害とは、
1.墜落・転落、2.荷崩れ、3.フォークリフト使用時の事故、4.無人暴走、5.後退時の事故
を指しています。
5大災害防止のチェックリストや荷主に対する啓蒙資料などは以下のリンクからダウンロードできますので、こうした資料も活用して、新年度より積極的に取り組んでください。
→ 厚生労働省 「陸上貨物運送事業における荷役災害等を防止するための留意事項」
【こんな事故が発生しています!】
■荷降ろし中に鉄骨落下!
女性運転者が荷崩れの犠牲に
2018年2月12日、長野県小諸市の工場建設現場で富山県砺波市のトラック運送会社に勤務する女性運転者(22歳)が、大型トラックで運搬してきた鉄骨の荷降ろし作業中、荷台から落ちてきた重さ約1.5トンの鉄骨が腰にぶつかり、骨盤を骨折する重傷を負いましたが、翌日未明に出血性ショックで亡くなりました。
別の作業員がクレーンで資材を降ろす作業を担当し、女性運転者は、トラック脇で資材を固定するワイヤの片付けをしていて災害にあいました。
【トラック及びタクシー事業の運行管理者向け】
200両以上の事業者に安全管理規程などの届出を義務づけ(運輸安全マネジメント)
■2018年4月に改正省令を施行
旅客自動車運送事業運輸規則、貨物自動車運送事業安全規則の一部改正に伴い(2017年12月公布)、2018年4月より、車両を200両以上保有するトラック運送事業者、タクシー事業者に対しても運輸安全マネジメントに係る「安全管理規程」の設定と届出、安全統括管理者の選任が義務づけられます。
自動車輸送分野における安全管理の取組み強化を図るように、という運輸審議会の答申を受けた措置として4月1日より施行されます。
すでに、貸切バスは全事業者、乗合バス事業者に関しては200両以上からが対象となっていますが、トラックとタクシーに関しては今まで保有車両300両以上とされ、比較的大規模な事業者にのみ義務づけられていました。
改正に伴い、新たに義務づけ対象となった事業者は安全管理規程を制定し、規程及び安全統括管理者選任の届出を主たる事務所を管轄する運輸支局(輸送担当)に提出する必要があります。
【バス及びタクシー事業の運行管理者向け】
旅客事業者にもIT点呼を導入
■2018年3月30日に運輸規則を改正
すでに、トラック運送事業者に対して2007年(平成19年)より導入されている「IT点呼」が、バス・タクシーなどの旅客運送事業者に対しても、この春から導入されます。
輸送の安全と旅客の利便の確保に関する取り組みが優良と認められるバス・タクシー事業者の営業所と車庫の間で、対面点呼に替えて、ICT(情報通信)を活用したIT点呼を認めるものです。
IT点呼は、スマートフォン・タブレット同士でも、一定の要件を満たす機器であれば可能です。
国土交通省はパブリックコメントを踏まえ平成30年3月30日に省令を改正、同日施行しました。
IT点呼が認められる条件は以下のとおりです。
●開設して3年を経過している営業所
●過去3年間、自責の重大事故を起こしていないこと
●過去3年間、行政処分または警告を受けていないこと
●IT機器利用による点呼が実施できるのは、該当営業所と営業所の車庫間、または営業所の
車庫と当該営業所の他の車庫間に限る
※参考:国土交通省WEBサイト
※ICT=パソコン、タブレット、スマートフォン、デジタルカメラ、インターネット通信など
を活用してコミュニケーションをとる情報機器システム
日 付 | 行 事 等 |
1日(日) ~30日(月) |
・未成年者飲酒防止強調月間(厚生労働省)──未成年者の飲酒防止を徹底するため、毎年4月にはポスターや各種媒体を通じて集中的に広報が行われます。飲酒運転に関連した資料も配布されます。 (詳しくは国税庁のwebサイトを参照) |
1日(日) ~30日(月) |
・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」準備期間 厚生労働省が主唱する今年の熱中症予防対策キャンペーンは、平成30年5月1日から9月30日まで。4月は準備期間として、夏期の暑熱環境下における作業計画の策定などを行なうよう呼びかけています。 |
6日(金)~ 15日(日) |
・春の全国交通安全運動──詳しくは、内閣府のWEBサイトを参照してください。 |
7日(土) |
・世界保健デー──世界保健機関(WHO)の設立記念日。世界各国で健康的な生活について考えてもらうためのさまざまなイベントが開催されます。 |
7日(土)~ 8日(日) |
・交通安全。アクション2018 新宿──日本自動車会議所の主催。 於:東京・新宿区西口広場 イベントコーナー。 高齢者や家族連れなどを対象に体験を通じて交通社会のルールや安全行動の大切さを啓発します。(同会議所のwebサイトを参照)。 |
8日(日) |
・タイヤの日──日本自動車タイヤ協会が制定。ドライバーにタイヤへの関心を高め、空気圧のチェックなどの啓蒙推進活動を行なっています(タイヤ協会のwebサイトを参照)。 |
10日(火) |
・4月の製品安全点検日
経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
10日(火) |
・法テラスの日(日本司法支援センター)──同センターの設立日を記念して、各地の法テラスでは、この日を中心に弁護士・司法書士などによる無料法律相談会が開催されます。 |
10日(火) |
・交通事故死ゼロを目指す日 |
10日(火) | ・瀬戸大橋開通記念日(30周年)──1988(昭和63)年、瀬戸大橋が開通し、本州と四国が橋で結ばれました。 |
12日(木) |
・祇園暴走事故から6年が経過──2012年4月12日、京都市祇園で運転者が発作により車のコントロールを失い軽ワゴン車が歩行者をはねて運転者を含む7人が死亡し12人が重軽傷を負いました。勤め先の会社は倒産しています。健康起因事故への社会的関心が高まり道路交通法改正の一つのきっかけとなりました。 |
16日(月)~ 22日(日) |
・第59回科学技術週間──毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間は「科学技術週間」と定められています。 |
16日(月)~ 6月14日 |
・平成30年度 運行管理者第1回試験の「おまかせ申請」開始 詳しくは、運行管理者試験センターのWEBサイトを参照 |
18日(水) |
・鹿沼クレーン車6人死亡事故から7年が経過──2011年4月18日、栃木県鹿沼市樅山町で「てんかん患者」の男性がクレーン車を運転中、てんかん発作が原因で意識を失い、集団登校中だった児童の列に突っ込み6人がはねられ全員が死亡しました。免許更新を見直すきっかけの一つとなりました。 |
19日(木) |
・地図の日──日本で初めて精巧な日本地図を作った偉人・伊能忠敬が1800年の旧暦閏4月19日に江戸を出発し、蝦夷の地の測量へ出発したことにちなんでいます。別名「最初の一歩の日」とも言われます。 |
20日(金) |
・穀雨 |
23日(月) |
・亀岡児童交通死事故から6年が経過──2012年4月23日、京都府亀岡市篠町で小学校へ登校中の児童と引率の保護者の列に無免許運転の軽自動車が突っ込み、計10人がはねられて3人が死亡、7人が重軽傷を負う事故が発生しました。危険運転致死傷罪は適用できませんでしたが、遺族の怒りは大きく、無免許運転事故への罰則強化を図る一つのきっかけとなりました。 |
28日(土) |
・洗車の日──自動車用品小売業協会は4月28日を「洗車の日」に制定し、前後にイベント等で洗車を呼びかけています。
4と28で「ヨイツヤ(良い艶)」と読む語呂合わせです。 |
28日(土) |
・労働安全衛生世界デー・国際労働災害犠牲者追悼日──「仕事における安全と健康のための世界の日」です。労働災害の犠牲者を追悼し再発防止を図る国際的な記念日として、2002年に国際労働機関(ILO)が国連の国際ディの一つと認定しています。 |
29日(日) |
・関越道「高速バス居眠り運転」事故から6年が経過──2012年4月29日に群馬県の関越自動車道上り線藤岡ジャンクション付近でツアーバスが防音壁に衝突し、乗客7人が死亡、乗客乗員39人が重軽傷を負う事故が発生しました。 この事故を契機に、ツアー貸切バス・高速バスの安全対策が強化され「高速乗合バス」に一本化されました。 |
29日(日) |
・昭和の日 |
30日(月) |
・振替休日 |
4月上旬 | ・平成29年中の労働災害の動向について(厚生労働省) |
3月上旬~ 4月27日 |
・34回安全衛生標語の募集──中央災害防止協会。 「平成30年度 年末年始無災害運動標語」、「平成31年 年間標語」の募集。 締切りは4月25日。詳細は、同協会のWEBサイトを参照。 |
~4月末 |
・平成30年度の「安全衛生標語」募集──陸上貨物運送事業労働災害防止協会。「荷役」「交通」「健康」の3部門で募集し、11月に富山で開催する全国大会で顕彰。締切は4月30日(月)詳しくは、同協会のWEBサイトを参照。 |
4月下旬 |
・平成30年3月中の交通事故死者統計の発表(警察庁) |
◆4月の日没時間(国立天文台天文情報センターによる)
1(日) | 福岡 18:39 |
大阪 18:19 |
東京 18:02 |
札幌 18:00 |
15(日) |
福岡 18:49 | 大阪 18:30 | 東京 18:14 | 札幌 18:17 |
30(月) |
福岡 19:00 |
大阪 18:42 |
東京 18:26 |
札幌 18:34 |
4月は日没が18時をまわり、随分日が長くなったと感じますが、それだけ歩行者や自転車の数も増えますので、夕方は早めのライト活用を意識してください。
とくに高齢者は、視機能の衰えのため若い人より早い段階で日没前に車や人影を発見しにくくなると言われています。運転者は自分では明るいと感じても、早めに点灯することで高齢歩行者の不用意な横断などを防止することができます。
早めに点灯するあなたの思いやりが、交通事故減少に結びつきます。遅くても日没の30分前には、ぜひ点灯するとともに、歩行者や自転車などの見落としを警戒して運転してください。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。横浜の運動事務局の呼びかけに呼応して全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
また、JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light のサイトを参照してください