飲酒運転が悪質な交通犯罪であることは、今さら言うまでもありませんが、依然として酒気帯び運転のニュースがなくなりません。
酒気帯び運転で事故を起こさなくても、検挙されただけで職を失う例があることに気づいていますか?
さる4月18日、千葉県で小学校の教頭を務める教師(50)が酒気帯び運転で検挙されたことが発覚し、県教育委員会から6か月の停職処分を受けて依願退職しています。
この教師は、懇親会で同僚教師たちと飲酒し帰宅するためにマイカーを運転していて、警ら中の警察官に飲酒運転で検挙されたということです。
アルコールが残っていても「事故や違反を犯さなければ見つからないだろう」と甘く考えているドライバーが多いようですが、警察官は捜査のプロです。飲酒運転の車はブレーキを踏む回数が多かったり速度が不安定であったりして、すぐにわかるそうです。
この時期は、職場の歓迎会などで飲む機会が多いでしょうが、飲酒運転は必ず発覚すると考えて「お酒を飲んだら絶対に運転しない」という意識を強く持ちましょう。
(シンク出版株式会社 2018.4.24更新)
いわゆる二日酔いや、少し仮眠したから大丈夫と思って車を運転し、飲酒運転に陥る事例が後を絶ちません。
小冊子「『酒気残り』による飲酒運転を防ごう」は、川崎医療福祉大学の金光義弘特任教授の監修のもと、酒気残りのアルコールが身体に与える影響や、本人の 自覚と実際のアルコール含有量のギャップなどを紹介しており、「酒気残り」による飲酒運転の危険をわかりやすく理解することができます。