全員参加で職場や交通の場における危険を発見して、事故防止活動を実施しましょう。
暑さが一段と厳しくなり、運転者の疲労もかさんで、居眠運転などが発生しやすくなります。また、炎天下の運転や作業のために熱中症になる危険もありますので、熱中症予防対策にも目を配りましょう。
運転者の睡眠不足や健康管理に配慮し、夏の事故防止に努めてください。
覚低走行、居眠運転を防止しよう
■暑さや睡眠不足からくるうっかり事故が多発
高温多湿で寝苦しい夜が続きます。皆さんは睡眠不足気味ではありませんか。
睡りが浅かったり睡眠時間が足りないと、昼間の運転中に注意力・集中力が落ちてきて、確認漏れや見落としなどのうっかりミスが増える恐れがあります。
また、高速道路など単調な道では、覚醒度が低下しボーっとしたまま漫然と前車に追従する「覚低走行」に陥りがちです。
覚低走行がそのまま続くと居眠運転に発展することもあり、非常に危険です。
少しでも「だるいな」「眠いな」と感じたときはすぐに休憩してリフレッシュしましょう。
サービスエリアなどで身体を休めて、冷たい水で顔を洗ったり強い光を身体に浴びると一時的に眠気が覚めることがあります。
ただし、身体が深い睡眠を求めているときにはすぐにまた眠くなりますので、眠気が覚めない場合は、思い切って仮眠をとるようにしましょう。
■睡眠6時間未満では事故率が急上昇
なお、睡眠時間が6時間未満程度あっても、睡眠時間7時間の人と比べると、事故率が1.9倍ほど上昇するという調査研究結果があります(全米自動車協会によるアメリカでの調査)。
この調査では、睡眠が5時間未満ではさらに4.3倍に、4時間未満ではなんと11.5倍も事故リスクが高まることが判明しました。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針~睡眠12箇条」の中でも「睡眠時間が6時間未満の者では7時間の者と比べて居眠運転の頻度が高い」といった研究結果が示されています。
前日の睡眠が運転作業にとっては如何に重要かがわかります。
運転する前の晩は早めに就寝して、よい睡眠をとるように努めてください。
【こんな事故が起こっています!】
■「眠かった」と追突事故運転者が供述
2017年8月25日午後5時ごろ、鳴門市大津町の徳島自動車道下り車線で、大型トラックの運転者(50)が居眠り状態に陥り、路肩に停車中のマイクロバスに追突しバスをガードレール外の土手に転落させました。
この事故で路上に立っていたバス運転者(30)と乗員の高校生1人を死亡させ、乗客14人に重軽傷を負わせたとして、運転者は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁錮4年の実刑判決を受けました。
事故直後、運転者は「前方をよく見ていなかった」と虚偽の供述をしていましたが、ブレーキ痕がなく、その後警察に追及されて「眠かったがそのまま運転を続けていた」と居眠運転に陥っていたことを認めました。
【事故の教訓】
眠いと感じたら居眠運転の重大サイン。もう少しだけ我慢して走行しようと考えるのが落とし穴です。すぐに非常駐車帯やサービスエリアなど安全な場所で休憩しましょう。
安全の総点検をしよう
■全国安全週間に沿った活動を実施しよう
全国安全週間(1日~7日)が実施されます。この機会をとらえて、全社的な安全活動を実施しましょう。
本年のスローガンは以下のとおりです。
「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」
厚生労働省の統計によると、平成29年中の労働災害による死傷者数(休業4日以上)は120,460人、死亡災害は978人で、平成28年に比べてそれぞれ2.2%、5.4%も増加しています。
死傷者数が多い業種は、製造業が26,674 人(前年比220人・0.8%増)、建設業が15,129人(同71 人・0.5%増)、陸上貨物運送事業が14,706人(同729人・5.2%増)、小売業13,881人(同437人・3.3%増)となっています。人手不足や高齢化がすすんでいることが災害増加の原因の一つと見られています。
死者が増加したのは3年ぶりで、死亡災害の内容別内訳では、高所からの「墜落・転落」が258人(前年比26人増・11.2%増)、「交通事故(道路)」が202人(同16人減・7.3%減)、機械などによる「はさまれ・巻き込まれ」が140人(同8人増・6.1%増)となっています。
■こんな労災事故が起こっています
フォークリフト作業中に転落事故!
2018年1月16日、大阪府東大阪市にある運送会社の物流センターで、フォークリフトを使用して高さ2.5mの場所で作業を行っていた派遣労働者が、転落して頭を打ち、頭蓋内損傷で死亡しました。
この事故を調査していた東大阪市労働基準監督署は、さる5月29日に法人である運送会社と同社の物流センター長を「高所作業において墜落防止措置を一切講じず、労働者の安全確保をしないで死亡災害を発生させた」として、安全衛生法違反で書類送検しました。
労働安全衛生法および労働安全衛生規則では
「作業の床や端、開口部等に囲い等を設けるのが困難な場合は、防網を張り労働者に墜落制止用器具(安全帯)を使用させる等の転落防止の措置を講じなければならない」
と定めています。
フォークリフトなどを使った高さ2m以上の高所作業では、専用のゴンドラなどで転落防止措置を講ずるか、墜落制止用器具(フルハーネス型の安全帯など)とヘルメットの使用が必要です。
■全国安全週間における活動実践例
実施項目 | 実施内容(例) |
安全意識の高揚 |
●経営トップや工場長、営業所長などが安全についての決意表明をする ●営業所や作業部署単位の安全衛生会議等を開催する ●無事故・無災害職場や優良な運転者の表彰をする ●運転者代表による「安全の誓い」決意表明をする ●家庭においても安全の重要さを共有する |
安全活動の実施 |
●職場の安全パトロール、安全総点検の実施 ●構内等における不安全行動の確認 ●運輸マネジメント・道路交通安全マネジメントに則した安全管理点検 ●職場一斉の設備、フォークリフト、車両、搭載品等の点検 ●墜落制止器具の整備、着用状況のチェック ●5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)による環境整備 |
安全教育・訓練 |
●安全運転、職場安全に関する講習会 ●ヒヤリ・ハット体験を活用した安全運転教育 ●朝礼、点呼時の事故事例による教育 ●構内危険箇所に関する情報共有教育 ●緊急時の対応方法・措置に関する訓練の実施 |
脳の健康に配慮しましょう
■健康起因事故のトップは脳疾患
最近、脳の健康についてマスコミでも盛んに報道されるようになってきました。
脳内疾患が運転や作業に与える影響が重要なことと、最近の研究で心身の健康を維持するためにいかに脳の働きが大切であるかが明らかになっているからです。
まず脳疾患の早期発見と治療についてですが、とくに職業ドライバーを中心に対策が呼びかけられています。
最近の事故事例にもあるように健康起因事故では、脳神経疾患の占める割合が非常に高くなっています。
■脳健診のすすめ
国土交通省は平成30年2月に、運転者の脳健診の受診など脳疾患対策を進めていくために知っておくべき内容や取り組む際の手順等を具体的に示した「自動車運送事業者における脳血管疾患対策ガイドライン」を策定し、脳健診を推奨しています。
通常の健康診断では発見しにくい脳の異常をMRIなどのスクリーニングを通じて早期発見し、治療に結びつける方針です。
中高年の皆さんはもちろん、若い方でも肥満や高血圧などのある方は、一度自分の脳について調べてみてはいかがでしょう。
定期健康診断には含まれないので別途費用がかかりますが、自分自身の健康状態を知ることが必ずプラスになります。脳内疾患の早期発見に結びつくことはもちろん、疾患がないとわかった方も、脳の健康を維持しようという前向きな意識が生まれ、生活習慣の改善などの良い動機づけになります。
職場の管理者とぜひ相談してみましょう。
■急性症状に注意
健康な人でも、長時間労働やストレスなどで脳に負担がかかり、仕事中にめまいや頭痛などの症状が現れることは少なくありません。
頭痛などの症状がすぐに意識喪失発作などに結びつくとは限らないのですが、重い疾患の前兆である場合もあります。
疾患のチェック表などを参考にして、症状があるときには運転を控えるなど自己防衛に努めましょう。
本年6月10日に群馬県渋川市でスーパーマーケットに車が突入した事故では、運転者が事故の数日前から「頭がぼーっとしていた」と述べていて、事故後の病院検査で脳内出血が確認されました。
運転者の右半身がしびれ、アクセルを踏み込んでしまったのですが、脳内出血が原因と推測されています。頭がぼーっとするのは血圧上昇の症状であり、高血圧で血管に負担がかかり出血した可能性が指摘されています。
(※表は、国土交通省「事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル」より)
■脳の健康には睡眠とストレス解消を
脳神経系を健やかに保つには、なんと言っても睡眠が重要です。
長年睡眠不足が続くと脳の老化が加速するという研究があります(2014年、シンガポールのデューク-NUS大学院医学部、June Lo博士らによる)。
慢性的な睡眠不足は高血圧に結びつくという研究もあります。
また、お酒の飲みすぎ、タバコの吸いすぎなどの身体的ストレスや騒音、争いなどの精神的なストレスが長年続くことで脳細胞が破壊され認知症のリスクを高めることが、複数の研究で明らかになっています。
睡眠時間を削って長時間運転をしたり、ストレスの高い生活をするのは、自分の脳に攻撃を続けているということです。脳に優しい生活を意識するようにしましょう。
■飲酒運転を根絶しましょう
暑くなりビールなどの飲酒量が増える時期です。飲酒運転根絶に向けた指導を今一度徹底しておきましょう。
飲酒運転事故の件数は減少傾向にあり、平成29年の飲酒運転による事故は3,582件で前年より175件減少しています。
ただし、人身事故全体も減少していますので、事故全体に占める飲酒運転の構成率は横ばいを続けています。
飲酒運転の増減で目立つのは、呼気中アルコール濃度0.25mg/ℓ以上の酒気帯び運転がマイナス153件と大幅に減少しているものの、呼気中濃度0.25mg/ℓ未満の事故は、14件増と増えていることです。
前夜の深酒のため、体内にアルコールが残っていて、本人は覚めたと思い込んで酒気帯び運転事故を起こすケースも多いと思われます。
前夜の酒であっても、体内に残っていれば「酒気帯び」には違いありませんので、免許停止・取消しは免れないことをしっかりと指導しておきましょう。
■熱中症予防対策をしましょう
7月は熱中症予防強化月間です。全国的に気温が上昇する日があり、熱中症で倒れたり病院に搬送される人が出ていますので、取り組みを強化しましょう。
平成29年7月には、全国で 26,702人の人が熱中症により救急搬送されました。このうち65歳以上の高齢者が49.9%と目立っていますが、18歳~64歳の一般成人も34.6%と少なくありません(消防庁調べ)。
気温の上がりやすい場所で荷役作業をする人や長距離運転ドライバーなども水分不足などがあると、発症リスクが高いとみられます。
熱中症を予防するためには、こまめな水分摂取と適度な塩分摂取、十分な休養が必要です。
異常な体のだるさや、めまいを感じたら脱水症状のサインです。
脱水状態が起こると、熱中症だけでなく心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まります。
気分が悪くなったら、すぐに涼しい日陰で休憩し水分補給することが大切です。
→ ※日本気象学会
→ ※環境省の対策WEBサイト
→ ※厚生労働省
過労運転に関連した行政処分の
基準を強化
■平成30年7月1日以降に施行予定
今年夏から、トラック・バス・タクシーなど自動車運送事業者に対して、過労運転関連の行政処分の基準が、さらに厳しくなります。
自動車運送事業の運転者は、全職業の労働者と比べて労働時間が2割近く長く過労死案件も多いため、政府の働き方改革の中でも運転者の長時間労働是正が課題となっています。
そこで、国土交通省は運転者の労働環境改善のため、以下のような過労運転防止違反のある事業者への行政処分量定の引き上げを実施します。
■施行日 1、2 に関しては 2018年(平成30年)7月1日
3 に関しては 2018年(平成30年)10月1日
→ 詳しくは、国土交通省のwebサイトを参照
【バス運送事業の運行管理者向け】
■車内事故防止キャンペーン(7.1~7.31)
バス協会では、7月1日~31日までの1か月間全国一斉に「車内事故防止キャンペーン」を実施します。
管理者の皆さんも、運転者への指導を強化してください。
最近の車内事故事例として、以下のような事故が報告されています。
《事故事例》
発車・停車の反動で乗客が転倒
2018年5月10日、東京都内の路線バス停車場近くで、都内に営業所を置く乗合バスが乗客21名を乗せ運行中、停車しようとした際、停車前に手すりにつかまりながら席を立ち上がろうとしていた乗客が停車の揺動により転倒し、重傷を負いました。
また、5月22日、同じく東京都内の路線バス停において、乗合バスが乗客11名を乗せ運行中、運転者が車内確認を行った後に発車したところ、車内を移動していた乗客が発車の揺動で転倒し、乗客が重傷を負いました。
■発進反動、停止反動に注意しましょう
運転席にいると、発進時やバス停への停止時に乗客にどんな力がかかっているか、正確にはわかりません。
しかし、実際に乗客が車内で転倒しているということは、それだけ大きな力が働いていることを示していますので、立ち上がったり席を移動しようとする乗客がいると危険です。
こうした事故を参考として、車内事故防止のために以下の点などを徹底しましょう。
●乗客が完全に着席したのを確認してから発進すること
●アナウンスをしっかり実施して、乗客にバスが揺れる危険を知らせること
●バスが完全に停止するまで席を立たないよう乗客に伝えること
日 付 | 行 事 等 |
1日(日) |
・国民安全の日 ──交通事故、火災、産業火災などの日常生活を脅かす災害の防止を目的に、総理府が1960年(昭和35年)に制定しました。 |
1日(日) |
・過労運転関連の行政処分基準を強化(国土交通省) 自動車運送事業者の乗務時間等告示遵守違反など、過労運転に結びつく違反に対する処分量定が引き上げられます。詳しくはこちらを参照 |
1日(日) |
・名神高速道路全通記念日──1965年(昭和40年)に愛知県小牧市から兵庫県西宮市までの名神高速道路が日本で初めての本格的な高速道路として全線開通したことによります。東名高速道路は1969年5月26日に全通。 |
1日(日)~ 7日(土) |
・全国安全週間──平成30年度 スローガン 「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」 詳しくは厚生労働省、中央労働災害防止協会サイトを参照。 |
1日(日)~ 31日(火) |
・平成30年度陸上貨物運送事業「夏期労働災害防止強調運動」
──全国安全週間と相まって、7月1日から31日にかけての1か月間は 陸上貨物運送事業労働災害防止協会も独自の安全運動を実施します。 詳しくは、同協会のWEBサイトを参照してください。 |
1日(日)~
31日(火) |
・車内事故防止キャンペーン(バス)──走行中のバス車内での転倒事故等を防止するため、全国で、都道府県バス協会やバス事業者が車内事故防止のキャンペーンを展開します。 |
1日(日)~
31日(火) |
・熱中症予防強化月間──熱中症の予防対応策について正しい知識を普及するため、環境省が2013年度から実施しています。 |
1日(日)~ 9月30日 |
・平成30年度 港湾労働安全強調期間──港湾貨物運送事業労働災害防止協会による全国安全週間に呼応した活動。港湾内の事故防止活動を推進。 ●30年度のスローガン── 「新たな視点で見つめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」 詳しくはこちらを参照してください。 |
2日(月)~ 13日(金) |
・平成30年度 Gマーク(安全性評価認定)申請受付──全日本トラック協会のwebサイトから申請書類等をダウンロードできます。 |
4日(水)~ 6日(金) |
・安全工学シンポジウム2018(日本学術会議総合工学委員会) 会場:日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34) テーマ:安全をめぐる知識・知恵の継承 詳しくは、同シンポジウム事務局まで |
7日(土) | ・小暑、七夕、川の日 |
10日(火) | ・7月の製品安全点検日──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
11日(水)~ 12日(木)
|
・第4回 労働科学研究所セミナー(東京・大阪) 「勤務間インターバルって何?交代制勤務のシフトではどうなの?」 「睡眠不足に起因する事故の防止対策」(東京のみ) 主催:(公財) 大原記念労働科学研究所 講師:佐々木司 上席主任研究員、小田秀人 国土交通省安全政策課専門官 会場:11日 東京 渋谷区文化総合センター大和田 2F学習室1 12日 大阪 西区 大阪クロススクエア 3F303会議室 |
14日(土) | ・勤労青少年の日(7月第3土曜日) |
16日(月) | ・国土交通Day──国土交通行政の意義や重要性を国民にアピールする日。国土交通省が2001年に制定しました。 |
16日(月) | ・海の日 |
~19日(木) | ・「ダメ。ゼッタイ。」普及運動──麻薬・大麻・危険ドラッグなどの薬物乱用を防止するため、毎年6月20日からの1か月間、啓発運動が実施されています(厚生労働省、都道府県などが実施)。 |
23日(月) | ・大暑 |
30日(月) |
・東北自動車道全通記念日──1986年(昭和61年)のこの日に浦和-青森 間 674kmの東北自動車道が全線開通しました。 |
5月~9月 |
・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」期間 厚生労働省が主唱する今年の熱中症予防対策キャンペーンは、平成30年5月1日から9月30日まで。政府全体の取組である熱中症予防強化月間の7月を重点取組期間としています。 |
~9月10日 |
・交通安全ファミリー作文コンクールの募集 (6月20日より募集、応募締切は9月10日──詳しくは、警察庁のWEBサイトを参照) |
~9月30日
|
・夏の省エネキャンペーン──6月より実施/エネルギー消費の大きなピークの季節を迎え、省エネキャンペーンが行われています。 |
7月中旬 | ・平成30年6月末までの交通事故発生状況発表(警察庁) |
7月下旬 |
・平成30年5月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
◆7月の日没時刻(国立天文台天文情報センターによる)
1(日) | 福岡 19:33 |
大阪 19:15 |
東京 19:01 |
札幌 19:18 |
15(日) |
福岡 19:30 | 大阪 19:12 | 東京 18:57 | 札幌 19:12 |
31(火) |
福岡 19:20 |
大阪 19:02 |
東京 18:47 |
札幌 18:58 |
7月はすでにだんだん日没時刻が早くなっています。夏の日は長いと思っても、夏至の頃とは違いますので、早めの点灯を忘れないようにしてください。少しでも暗いなと感じたらためらわずに点灯するとともに、歩行者、自転車の見落としなどを警戒してください。
早めに点灯するあなたの思いやりが、交通事故減少に結びつきます。遅くても日没の30分前には、ぜひ点灯するとともに、歩行者や自転車などの見落としを警戒して運転してください。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
また、JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light のサイトを参照してください