運転中の人に絶対に電話やメールをしない

写真はイメージです。文中の事例とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事例とは関係ありません

 今年3月26日午後4時40分ごろ、岐阜県大垣市の名神高速道路を走行していた大型トラックがスマホを見ながら運転していて観光バスに追突、運転していたドライバーが死亡し、バスの乗客ら35人が重軽傷を負うという事故がありました。

 

 この事故で岐阜県警は6月19日、大型トラックのドライバーだけでなく、通話していた男性に対しても、わき見運転を助長したとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)ほう助の容疑で書類送検をしました。

 

 この男性は、事故の約20分前にドライバーに電話して運転中と知りながら通話を続けており、さらに無料通信アプリ「LINE(ライン)」で画像を2度送り、閲覧するよう促しドライバーのわき見運転を助長した疑いです。

 

 男性は「運転中でも送信すれば、確認してくれると思った」などと話しているということです。

 

 運転中のドライバーに電話をして通話をするだけでも非常識な行動なのですが、画像を送って見るように促すなど、わざと事故を誘発している行為と言わざるをえません。

 

 運転していることがわかっている人に対して、電話をかけたり画像を送ったりして、わき見運転を助長させるような行為は絶対にしないでください。

 

(シンク出版株式会社 2018.6.28更新)

■バス運転者のための教育用ツールを発刊

■2018年6月1日改正の新指針に準拠

 「バス運行管理者のための指導・監督ツール」は、運転者に指導する際の資料として、「運転者用資料」を39枚収録した運行管理者のための指導教材です。

 

 言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントを漫画とイラストで具体的に解説し、3つのキーワードで印象づける内容です。

 点呼時やドライバーミーティングなどの短い時間でも、運行上の危険や安全運転ポイントを指導することができます。

 

 2018年6月に公布された一般バス事業者のための11項目、貸切バス向けの2項目の指針13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付しています。

 

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10月30日(水)

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