ニュースなどで報道される飲酒運転で検挙される事例を見ていると、居酒屋で酒を飲んで運転代行を利用しているところまではよいのですが、自宅近くまで帰ってくると途中で帰してしまうケースが多くあります。
さる7月1日午前1時20分ごろ、茨城県境町の消防署員が居酒屋で酒を飲んだ帰りに運転代行を頼んで自宅近くのコンビニまで帰って来たのですが、そこで降りてコンビニ駐車場から自宅まで車を運転したところ、パトロール中の警察官に呼び止められ検挙されました。
消防署員は「のどが渇き、水を買うために自宅ではなく近くのコンビニに寄ってもらった」と話しています。
この消防署員が仮眠をとったかどうかはわかりませんが、大抵の人はそのまま運転して帰ると飲酒運転になるので、軽く仮眠をとったりします。
そして少し寝るとアルコールがすっかり抜けて覚めたような感覚になり、自宅もすぐ近くだから運転しても大丈夫だろうと甘く考えてしまうのです。
せっかく運転代行を頼んだのに、自宅近くで帰して飲酒運転をするのは絶対にやめましょう。
(シンク出版株式会社 2018.7.11更新)
■2018年6月1日改正の新指針に準拠
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2018年6月に公布された一般バス事業者のための11項目、貸切バス向けの2項目の指針13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付しています。