さる7月5日午前6時15分ごろ、札幌市の交差点を右折しようとした軽乗用車と横断していた自転車が衝突し、自転車に乗っていた女性が重体となる事故がありました。
事故現場の交差点は、横断歩道や信号機は設置されておらず、事故当時は大雨が降っていて視界が悪化していたということで、軽自動車を運転していた男性は、「前をよく見ていなかった」と供述しているということです。
雨が降っているときには、フロントガラスやサイドガラスなどに雨滴が付着して非常に視界が悪くなっており、ワイパーが作動している範囲しか視界が確保できません。
少量の雨ならまだマシなのですが、大雨となるとワイパーが作動しても視界を確保するのは困難ですし、ワイパーの作動範囲外やサイドガラスからの視界はほとんど見えなくなり、自転車などを見落としやすくなります。
また、自転車のほうも、傘を差していたりカッパを着ていると視界が悪くなっており、自動車が近づいて来ても気づかないことがあります。
雨が降っているときは、自転車等の見落としに注意して運転してください。
(シンク出版株式会社 2018.7.13更新)
■2018年6月1日改正の新指針に準拠
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言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントを漫画とイラストで具体的に解説し、3つのキーワードで印象づける内容です。
点呼時やドライバーミーティングなどの短い時間でも、運行上の危険や安全運転ポイントを指導することができます。
2018年6月に公布された一般バス事業者のための11項目、貸切バス向けの2項目の指針13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付しています。