さる7月10日午後8時半ごろ、首都高速中央環状線内回りの大橋ジャンクション付近で軽自動車が分岐点に突っ込んで大破し、1人が死亡し3人が負傷する事故がありました。
分岐点に衝突しているところを見ると、分岐点の手前で進行方向の間違いに気づいて、慌てて進路を変更しようとしてハンドル操作を誤ったのではないかと思います。
大橋ジャンクションは、従来のジャンクションに見られる四つ葉のクローバーの型のインターチェンジを一つに集約させた、四つの葉を重ねたような4層ループ構造になっているため、急勾配と急カーブが連続しています。
そのため、分岐点手前で目的地の方向を間違えてしまうと、急ブレーキを踏んで進路変更を余儀なくされたり、強引に車線変更することになり、一歩間違えると今回の事故のように分岐点に衝突することになります。
首都高速道路に限らず、高速道路では分岐が連続しているジャンクションはたくさんあります。そういう場所では、目的地の方向を間違えないように、案内板などに注意して慎重に運転してください。
(シンク出版株式会社 2018.7.19更新)
■2018年6月1日改正の新指針に準拠
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