夏休みに入って、各地でサイクリング自転車の姿を見ることが多くなりました。
学生はもちろん、サイクリングクラブ主催のイベントに参加する社会人も少なくありません。
ドライバーとしては自転車との事故リスクが増えていることを意識しましょう。
さる7月18日、相模原市緑区の片側1車線の国道で、サイクリング部の練習のため自転車に乗っていた高校生が対向車線をやってきた観光バスと衝突し死亡しました。
現場は山間部にある国道で、自転車側から見て下り坂の左カーブだったということです。
事故現場はカーブの連続する山道で、狭いカーブを登っているバスがはみ出したか、坂を下っている途中に自転車の進路がふくらんで対向車に近づき、衝突した可能性があります。
下り坂では自転車のスピードも上がり、カーブの続く山道では自転車がセンターライン近くを走行していることがありますので、対向車線の様子に十分な注意をして、自車も走行レーンをはみ出さないことが重要です。
とくに死角の多い山道では、速度を落として慎重に走行しましょう。
(シンク出版株式会社 2018.7.23更新)
■2018年6月1日改正の新指針に準拠
「バス運行管理者のための指導・監督ツール」は、運転者に指導する際の資料として、「運転者用資料」を39枚収録した運行管理者のための指導教材です。
言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントを漫画とイラストで具体的に解説し、3つのキーワードで印象づける内容です。
点呼時やドライバーミーティングなどの短い時間でも、運行上の危険や安全運転ポイントを指導することができます。
2018年6月に公布された一般バス事業者のための指導監督指針11項目、貸切バス事業者向け2項目の指針計13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付しています。