連日の酷暑で運転業務もたいへんだと思います。暑さと強い日差しの中での長時間の運転は体力を奪われます。
集中力や判断力が落ちて交通事故を起こす危険が高まりますので、注意しましょう。
今年は全国的に6月以降の平均気温が例年より高く、7月に入ってからは東北地方でも真夏日・猛暑日が続いています。
山形県の警察本部では「早い時期の真夏の暑さで疲れがたまっている人も多く、ボンヤリ運転などによる夏型事故が増える」と警鐘を鳴らしています。
同県警が過去5年間の事故データを分析した結果、7~8両月は1~6月に比べて、全事故における重傷、死亡事故の割合は1.2ポイント増加し、平均9%に上るということです。
事故発生時間帯で多いのは正午から午後1時で、気温上昇に加え、昼食後で眠気を催すことが要因とみています。
今年は特に警戒が必要で、同県警では「運転中に眠気を感じたらすぐに休憩してほしい」と呼びかけています。
例年にない暑さですので無理をせずに、早めに休憩して眠気やボンヤリ運転に備えるよう心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2018.7.24更新)
■2018年6月1日改正の新指針に準拠
「バス運行管理者のための指導・監督ツール」は、運転者に指導する際の資料として、「運転者用資料」を39枚収録した運行管理者のための指導教材です。
言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントを漫画とイラストで具体的に解説し、3つのキーワードで印象づける内容です。
点呼時やドライバーミーティングなどの短い時間でも、運行上の危険や安全運転ポイントを指導することができます。
2018年6月に公布された一般バス事業者のための指導監督指針11項目、貸切バス事業者向け2項目の指針計13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付しています。