夏休みに入って、キャンプや夏山登山で山道を歩いている歩行者が増え、交通事故に遭う例もみられます。
さる7月31日正午すぎ、群馬県上野村の林道で、歩いていた親子に後方からきた軽乗用車が突っ込み、父親(49)が死亡、一緒にいた小学2年生の息子(8)も重傷を負いました。
道路はキャンプ場へ向かう緩やかな下り坂のカーブで、親子は交通量が少ないため道路中央付近を歩いていて車にひかれた模様です。
軽乗用車は付近のレジャー施設従業員が運転してキャンプ場内の管理事務所に行く途中で、やはり交通閑散な道のため油断し、前方への注意が不完全になったと思われます。
山道や林道など、普段から人や車の通行が少ない場所では、つい「前方に何もない」と考えがちですが、登山道の降り口から突然登山客が出てきたり、沢で水遊びをしていた子どもが道路に上がってくることもあります。
「夏休みは行楽客を警戒」と頭にメモをして、山道でも慎重に走行しましょう。
(シンク出版株式会社 2018.8.6更新)
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