今年の夏は猛暑が続いており、屋外に駐車していた車に乗り込むと大変な暑さを感じます。
そのため、車内の温度を瞬時に下げることができる冷却スプレーを使用している人も多いことかと思います。
しかし、車内で使用後に爆発して乗っている人がやけどをする事故が毎年のように起きており、使用に当たっては注意が必要です。
さる8月12日午後3時過ぎ、熊本市内にあるドラッグストアの駐車場に止めてあった乗用車の車内が燃える事故があり、乗っていた親子3人が軽いやけどをしました。
車の中で冷却スプレーを使ったあと、タバコを吸おうとして火をつけた際に引火したとみられています。
冷却スプレーの多くは、LPGと呼ばれる可燃性ガスを使用していますが、これは空気よりも重いために車内の下方に一定時間滞留しやすくなります。
車内で冷却スプレーを使用した後は、絶対にライターに火をつけないなど火気厳禁を心がけてください。
また、暑くなる車内にスプレー缶を放置すると爆発する恐れもありますので、車外で保管するなど配慮してください。
(シンク出版株式会社 2018.8.22更新)
■2018年6月1日改正の新指針に準拠
「バス運行管理者のための指導・監督ツール」は、運転者に指導する際の資料として、「運転者用資料」を39枚収録した運行管理者のための指導教材です。
言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントを漫画とイラストで具体的に解説し、3つのキーワードで印象づける内容です。
点呼時やドライバーミーティングなどの短い時間でも、運行上の危険や安全運転ポイントを指導することができます。
2018年6月に公布された一般バス事業者のための指導監督指針11項目、貸切バス事業者向け2項目の指針計13項目に準拠し、教育記録簿用紙も添付しています。