逆走車による事故というと、高速道路で発生しやすいというイメージがありますが、一般道路でも立て続けに発生しており、注意が必要です。
さる8月21日午後1時ごろ、北海道根室市の国道44号で兵庫県からきた男性が運転するレンタカーの乗用車が逆走し、軽乗用車と正面衝突して運転していた女性が死亡する事故がありました。
事故の現場は片側1車線の直線道路で、目撃者の証言によると、レンタカーは反対車線をずっと走っていたということです。
また8月18日深夜には、山形県上山市の国道13号で逆走した軽乗用車が別の軽乗用車と正面衝突し、2人が死亡し3人が重軽傷を負う事故がありました。
逆走車を運転していた男性は、福島県南相馬市在住で18日の夕方に親族と交わした電話で「道を間違えた」などと話していたということです。
これらの事故をみると、土地鑑のない地域を走行しているときに道に迷ったりして、何らかの理由で逆走してしまったのだと思います。
見知らぬ土地で運転するときは、自分が走行する車線を強く意識するとともに、逆走車の存在も頭に入れおきましょう。
(シンク出版株式会社 2018.8.29更新)
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