先日、新潟県内の警察署に勤める23歳の女性巡査が、高速道路の制限速度を大幅に上回る時速175キロで公用車を運転したとして、道路交通法違反の疑いで書類送検されたというニュースがありました。
報道によりますと、女性巡査ら3人は7月4日午前7時45分ごろ、新潟市の県警本部で開かれる研修会に参加するため、勤務する警察署から公用車で向かう予定でした。
しかし、スピート違反した女性巡査が寝坊してしまい、予定より30分遅く警察署を出発したため、午前9時の集合時間に間に合わせようと、同乗者が止めたにもかかわらず猛スピードで走行したものです。
出発した警察署と県警本部までどれくらいの距離があるかわかりませんが、30分の時間をスピードを出して短縮するのは簡単なことではありません。
いつも言っていることですが、「急ぐのは車に乗ってから」ではなく、「車に乗る前に急ぐべき」ですし、何よりも遅れたことを担当者に連絡して、事故を起こさないように安全運転で行くことが最善の方法です。
(シンク出版株式会社 2018.9.11更新)
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