さる9月12日午前3時ごろ、福岡県田川市で自転車を泥酔状態で乗り回していた女性が「酒酔い運転」の現行犯で逮捕される事件がありました。
付近をパトロール中の警官が歩道上を蛇行しながら走行している自転車を発見したため停止を命じ、乗っていた女性に職務質問したところ会話ができないほど酒に酔っていました。
女性にアルコール検知を実施したところ、高濃度のアルコール分を検出されたことから、道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕されたものです。
ご存じのように、自転車は軽車両にあたるため飲酒運転は禁止されており、違反すれば摘発の対象となります。
ただ、酒気帯び運転の場合は罰則がありませんので、自転車は飲酒運転が許されているような錯覚を持つ人がいますが、ひどく酔っている場合には、自転車でも「酒酔い運転」違反が適用されます。
また、常習違反者や人身事故を起こすなど悪質な人が運転免許証を持っている場合には、運転免許停止処分などが行われる場合があります。
自転車でも飲酒運転をしないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2018.9.21更新)
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