さる9月15日夜、愛知県一宮市と岐阜県羽島市の間を流れている木曽川に架かる尾濃大橋付近でカゲロウが大量発生したため、橋が通行止めになったというニュースがありました。
現場付近では、体長2センチほどの白っぽいカゲロウが激しく飛び交っており、路面には雪が降ったように死骸で埋め尽くされ、多いところで厚さ2センチほどに積もったため、車両がスリップする恐れがあり、通行を制限したものです。
これほど、多くの虫の死骸が路面に積もることは珍しいとは思いますが、それでも山道などではいろいろな虫の死骸が大量に路面を覆っている場合があります。
そういう場所に出会ったら、安易に通過しようとせずにスピードを落として慎重に運転しましょう。
スリップに注意するのは、虫の死骸だけではありません。
これから秋が深くなると枯れた落ち葉が路面を覆いつくすことがありますし、土砂が路面に落ちていることもあります。
そうした場所もスリップの危険が高まりますので、注意して運転してください。
(シンク出版株式会社 2018.9.27更新)
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