以前、夏場は子鹿や子狐など春に生まれた動物の子供が活動期に入って道路に出るという話をしましたが、秋から冬も繁殖期に入ったり冬眠前に食料を求めて野生動物が活発に移動する時期ですので、道路への飛出しなどを警戒しましょう。
さる9月23日午前10時25分ごろ、静岡県南伊豆町内の国道136号を走行していたバイクと道路に飛び出してきたイノシシが衝突する事故が発生しました。
バイクが転倒し、運転者の男性は死亡しました。
付近ではイノシシの目撃情報が多く、日中から道路で見かけることも珍しくはなかったそうですが、回避が間に合わずに転倒したものとみられています。
北海道などでも、これから12月まで繁殖期のエゾシカが大量に移動し国道を横切って交通事故となるケースが多いので、警察が運転者に注意を呼びかけています。
野生動物は車に驚いても、逃げずに止まってしまうこともありますので、回避が難しい場合が少なくありません。森林が近い道路では注意する必要がありますが、急ハンドルで避けるとかえって危険な場合がありますので、ブレーキを主体に対応しましょう。
(シンク出版株式会社 2018.10.4更新)
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