最近の日本の天候は、異常気象という表現が陳腐に聞こえるほど過去に経験したことがない気象現象が起きています。
先日の台風25号の影響で各地で大雨が降りましたが、宮崎県西都市では車で新聞配達をしていた51歳の男性が崩れた道路から車ごと川に転落して、死亡する事故がありました。
男性が配達していたルート上の道路には半分ほど崩落している箇所があり、そこから15mほど下を流れる川に車ごと転落したものとみられています。
山間部の川沿いの道路は、山肌を削って道を作っており、幅員も狭くて川側の路肩も十分に確保されておらず、道路の下はいきなり川という箇所が多くあります。
こうした場所は、大雨が降ると路肩部分が崩れて川に流れたり、山側の土砂が崩れて道路上に落ちて、通行できなくなることが少なくありません。
台風などで大雨が続いているときには、山間部の川沿いに設置してある幅員の狭い道路は崩落の危険が高くなります。そうした場所は走行しないほうが無難です。
(シンク出版株式会社 2018.10.12更新)
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