体調が悪い時は運転を控えよう

健康起因事故

 さる10月2日午後3時20分ごろ、神奈川県横須賀市の国道134号線を走行して乗用車が対向車線にはみ出し、対向していたミニバイクなどと衝突して、バイクを運転していた73歳の男性が死亡する事故がありました。

 

 事故現場は片側1車線の直線道路で、乗用車を運転していたパートの女性(36歳)は、「風邪をひいて体調が悪く、ぶつかって事故に気づいた」と供述しているということです。

 

 人間誰しも体調が悪い時があり、少しの体調不良の場合は車を運転することが少なくありません。

 しかし、運転者の体調不良はそのまま事故のリスクに直結しますので、運転をするに当たっては慎重な判断が求められます。

 

 この事例のように、センターラインを超えて対向車と衝突するまで気づかないほど体調が悪い時には、もはや運転する能力を要していない状態と言わなければなりません。

 もし薬を飲んで眠気を催していた状態で運転していたとしても、やはり運転能力がない状態です。

 

 いずれにしても、意識がもうろうとするような体調不良のときには、絶対に車を運転しないように心がけることです。

(シンク出版株式会社 2018.10.15更新)

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