さる10月15日午前10時半前、千葉県館山市にあるスーパーマーケットに74歳の女性が運転する乗用車が突っ込み、店にいた店長と女性従業員が軽傷を負う事故がありました。
運転していた女性は、「ギアの操作を誤ったまま、アクセルを踏み込んでしまった」といった話をしているということです。
ギア操作を間違って事故を起こす事故はよくありますが、そのほとんどは、ギアを入れるとすぐにアクセルと踏み込んでしまうケースがほとんどです。
たとえば、バックするつもりでシフトレバーを「R」レンジに入れようとしたところ、うっかり「D」レンジに入れてしまうことがあります。そのとき、すぐにアクセルと踏んでいると、車は勢いよく前に進むことになり、ドライバーはびっくりしてしまいます。
間違った方向に行ったときに、すぐにブレーキを踏むことができればよいのですが、ドライバーは往々にしてパニックになることがあり、さらにアクセルを踏んだりするのです。
発進するときは、すぐにアクセルと踏むクセがある人は要注意です。車が動いてからアクセルをゆっくり踏む習慣を身につけましょう。
(シンク出版株式会社 2018.10.26更新)
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