ウイスキーボンボンを食べたら運転は控える - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

ウイスキーボンボンを食べたら運転は控える

 

 さる10月23日午前3時50分頃、福岡市博多区で警ら中のパトカーが、顔を赤らめた状態で軽乗用車を運転し信号待ちをしていた女性運転者(28歳)に対して呼気検査をしたところ、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで逮捕したというニュースがありました。

 

 運転者の女性は「ウイスキーボンボンを3個食べたが、酒は飲んでいない」と容疑を否認しているということです。

 

 確かに、ウイスキーボンボンにはアルコールが含まれていますが、さすがに3個ぐらいでは基準値の4倍ものアルコールが検出されるとは考えにくいので、飲酒運転の言い訳に使っているのだと思われます。

 

 ウイスキーボンボンは、ウイスキーはもちろんブランデーやウォッカ、泡盛などをお酒の種類が違う色々な種類の商品が売られています。

 それぞれ商品によってアルコール度数は異なりますが、通常のウイスキーボンボンには2~3.5%程度のアルコールが含まれています。

 

 この含有量はビールの半分程度ですが、チョコレート菓子だからといって調子に乗って食べていると、酔ってしまいます。

 ウイスキーボンボンはアルコールを含む食べ物ですので、少しでも食べたらすぐには運転をしないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2018.10.29更新)

■「酒気残り」の危険に気づきましょう

 いわゆる二日酔いや、少し仮眠したから大丈夫と思って車を運転し、飲酒運転に陥る事例が後を絶ちません。

 

 小冊子「『酒気残り』による飲酒運転を防ごう」は、川崎医療福祉大学の金光義弘特任教授の監修のもと、酒気残りのアルコールが身体に与える影響や、本人の自覚と実際のアルコール含有量のギャップなどを紹介しています。

 

 「酒気残り」による飲酒運転の危険をわかりやすく理解することができます。

 

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