あっという間に、師走となりました。
年末は、何かと飲酒の機会が増えます。最近は減少したとは言え、あいかわらず飲酒運転による悲惨な事故が発生しています。前夜の酒気残りによる酒気帯び運転もなくなりません。飲酒運転根絶に向けて取り組みましょう。
また、多忙になり気が急いてしまうことによるうっかり事故も多くなります。確実に安全確認を行い事故を防止しましょう。職場では年末年始の安全総点検を行い、リスクを低減してください。
乾燥や体力の低下によるインフルエンザの流行にも留意し、免疫力を高めて対処しましょう。
飲酒運転の防止に努めましょう
■「ある程度寝れば覚める」は大きな落とし穴
皆さんは、まさか自分が飲酒運転をするはずはないと思っているでしょうが、そんな意識でいても酒気帯び運転で検挙される場合があります。
その一つはアルコールの分解に要する時間に関する誤解です。
体内に入ったアルコールは飲んだ量によって分解時間は違うので、少ない量でしたら翌朝残ることはなくても、たくさん飲めばたとえ一晩たっても、酒気帯び運転に該当する濃度のアルコールが体内に残っていることに不思議はありません。
また、「寝ると早く酒が抜ける」というのも誤解です。
アルコールは肝臓で分解されますが、睡眠中は肝臓の働きも起きているときより低下しますので、分解に時間がかかるようになります。むしろ起きている時間のほうが、分解は早いのです。
ですから、大量にお酒を飲んだ後に少し眠ったから覚めただろうと思い込むのは非常に危険です。
■時間が立つと、酔いを自覚できなくなる
酔いが覚めたと感じても、実際には体内に多くのアルコールが残っていることを示す実験データがあります。
下のグラフは、14人の人にビール(500ml)3缶を飲んでもらい、3時間後に酔いの自覚を調べた実験です。その結果、3時間経って体内にアルコールが残っていても、8割近くの人は(14名中11名)、30分時点よりも酔いが「覚めた」と回答しました。
最初はほとんどの人に酔いの自覚があったのに、時間が経つと酒気が残っていても自覚できなくなることを示しています。
■「酒は覚めた」と思っていたが検問で逮捕
さる2018年9月21日午後10時5分頃、広島県府中市元町の市道で、福山市職員の男性(54)が酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転した疑いで逮捕されました。
当日は秋の全国交通安全運動の初日であり、運動の一環として行われた 飲酒検問で呼気中に0.4mg/lのアルコールが検出されました。
本人は、 「酒を飲んだ後、ある程度時間がたちアルコールが分解されたと思った」と供述していましたが、呼気中アルコール濃度が0.4mgといえば酒気帯び運転で検挙される基準0.15mgの2.7倍です。
このように、かなりのアルコールが体内に残っているにもかかわらず、つい「もう大丈夫だろう」と都合のよい解釈をしてしまいがちです。
酔いの自覚というのは、まったくあてにはなりません。
交通安全の総点検を実施しよう
年末は都道府県や事業者団体が主唱する交通事故防止運動が実施されます。
自動車の運行を管理する部門では、こうした安全活動に積極的に参加するとともに、社内でも交通安全委員などに協力を求めて交通安全に関する総点検活動を実施しましょう。
点検すべき項目としては次のようなポイントが考えられます。
●構内通行安全ルールの遵守状況
●構内の危険箇所の洗い出し
●社有車両の点検整備の再チェック
●免許証の運転時携帯チェック
●マイカー通勤車の行動チェック
●構内の凍結危険箇所の点検と防止措置
●事業所周辺の交通ルールの遵守状況チェック
●生活道路など走行禁止経路のパトロール
●駐車場出入り口等での安全行動を確認
●倉庫・工場での作業者と自走機械の安全行動チェック
●安全通路の確認、カラーコーン設置の点検
●バイク、自転車の行動チェック
●帰宅時のヘッドライト点灯チェック
また、この1年間に従業員の中で交通事故を起こしたり交通違反で検挙された人がいる場合、交通安全の役職とは関係なく、こうした点検活動への参加を求めましょう。
交通安全活動に参加することで事故や違反を反省する心を新たにするとともに、自らの経験を踏まえて、チェックすべきポイントなどを提案してもらうと効果的です。
※ある工場の交通安全委員会による年末年始交通事故防止運動に呼応したチェック結果より
免疫力を高めて感染症を防ごう
インフルエンザや風邪の流行期には、菌やウイルスを体内に入れないために、うがい・手洗いが重要という話を先月しましたが、最近、もう一つ重視されているのが、積極的に免疫力を高めるということです。
1 予防接種を受ける
インフルエンザなどは毎年、予防接種が奨励されていますが、これも免疫力をつける一手段です。
なお最近、日本では風疹の流行が顕著で、とくに30代から50代の男性に感染者が多いのが特徴です(詳しくは国立感染症研究所のWEBサイトを参照)。
もし配偶者などに感染してその女性が妊娠していた場合、将来生まれてくる赤ちゃんが「先天性風疹症候群」に罹患する恐れもありますので、妊娠適齢期の女性だけでなく30代以上の男性も積極的にワクチンの予防接種を受けておくことが大切です。
また、65歳以上の方は、肺炎球菌ワクチンの予防接種で援助を受けることができますので、医療機関に相談してみましょう(詳しくは、厚生労働省のWEBサイトを参照)。
2 十分な睡眠をとる
最近、免疫力の研究で明らかになってきたことの一つが睡眠の重要性です。
よい睡眠をとることが副交感神経と交感神経の活動のバランスを保ち、成長ホルモンなどの分泌を促して体内の免疫機能を高めることがわかってきました。
人によっては、睡眠不足によって明らかに血液中の白血球減少が見られ、感染症などにかかりやすくなるそうです。
よい睡眠をしっかりとるためには、残業を減らして早く帰宅するなどの日常的な努力が欠かせません。
忙しいからといって、残業してもあまり効率が上がらないだけでなく睡眠不足を招き、風邪を引いてしまって結局同僚に迷惑をかけるということにもなりかねません。
睡眠時間をきちんと確保することで、健康を保ち仕事をしっかりと続けることができます。
3 免疫力を高める食事をとる
最近の研究では体のなかで免疫力を高めるために腸の活動が重要な働きをしていることも明らかになってきました。
腸内環境を整えるための食品として、ヨーグルトや漬物、味噌などの発酵食品の他に、食物繊維、オリゴ糖などの栄養素をとると良いと言われています。
また、豆腐、肉、魚、乳類などの良質なタンパク質を摂取することが、免疫細胞の働きを助けます。
イワシなど青魚に含まれるEPA・DHA等の脂肪酸やトマトなどの緑黄野菜に多いリコピン、パプリカに多いビタミンCなどにも免疫力を高める効果が認められています。
ただし、ある特定の食品ばかり食べるとかえって栄養バランスを崩す恐れがありますので、毎日幅広い食品を摂取することが大切です。
■雪がなくても凍結する危険が
12月は気温が下がり多くの地域では雪が振り始め、スリップ事故への対処が必要です。
また、雪が積もっていなくても、気温低下のため、深夜・早朝などに川沿いの道路・橋の上・山道ではうっすらと霜が降りたようなところが凍結することがあります。
気温が下がった日にこうした場所を走行する場合には、十分に速度を落として、不用意なブレーキを踏まないように心がけましょう。
■高速道路の速度規制に注意
一般道路だけでなく、高速道路でもスリップ対策が重要です。
新潟県警察本部がある年の12月から翌年3月にかけて発生した冬期の人身・物損事故の実態を分析したところ、人身事故に関しては一般道路に比べて高速道路・自動車専用道路が2.5倍もスリップ事故の割合が高いことがわかりました。
さらに、物損事故では一般道路のスリップ事故割合が20.8%であるのに対して、高速道路では63.0%と3倍も高い事故率となっています。
高速道路で「50キロ」などの速度規制が行われるときは、積雪でスリップ事故が発生しやすくなっていることを示していますので、注意が必要です。12月はとくに冬道装備について準備不足の車が多い時期ですから、規制を軽視するのは非常に危険です。
規制標識などを見たら減速して慎重に走行し、前方でスリップ事故などが発生していないか気をつけるように指導しましょう。
■全車両チェーン規制に注意
なお今年12月14日から、警報レベルの大雪が降った際には、右のような標識が出た道路(一般道路、高速道路)で全車両へのチェーン規制が行われることになります。
2018年1月~2月にかけて、豪雪により各地で車が立ち往生し、長時間の滞留が発生したことを受けた措置です。
この場合、スタッドレスタイヤであってもチェーン装着が必要ですので、気象情報や道路規制情報に注意しましょう。
今月上旬に規制実施の対象となる区間が公表される予定です。該当する経路を走行する事業所では、豪雪に備えてチェーン搭載を指導してください。
→ 詳しくはこちらを参照
■年末年始の輸送等に関する安全総点検
国土交通省が毎年、輸送機関に対して自主点検等を通じた安全性の向上を呼びかける総点検運動を実施しています(平成30年12月10日~平成31年1月10日)。
自動車運送事業者はもちろん、鉄道、船舶を含めた全輸送機関に対して、災害や事故、テロや伝染病の流行などに備えた自主点検等を通じて安全性の向上を呼びかけています。
とくに以下の点を重点的にチェックしましょう。
大型自動車を使用する事業所では、自主点検を実施した後、平成31年2月上旬までに管轄の運輸支局まで結果を送付しましょう。
詳しくは同省のWEBサイトを参照してください。
国土交通省は、10月末から11月にかけてバス運転者の意識喪失事故が相次いだことから、このたび、バス協会・トラック協会などを通じて「バス運転者の意識消失による事故の発生を踏まえた健康管理の再徹底について」と題する要請を行い、事業者に注意を促しています。
要請の内容は6月に示された通達と同等で、改めて、「事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル」(平成22年策定、平成26年改訂)等によって運転者に対する健康管理を運転者毎の状況に応じて適切に行うよう求めています。
最近の意識喪失事故の多発に危機感を感じて、全運転者への脳MRIや脳ドック受診を計画するバス事業者もあります(東京都交通局・岐阜乗合自動車など)。
ただし、バスドライバーやトラックドライバーの健康管理で課題となっているのは必ずしも脳疾患の早期発見だけではありません。糖尿病の投薬管理や血圧のチェック、睡眠不足の解消、食生活の改善など問題は多岐に渡っています。
まずは、基本に立ち返って、健康診断や精密検査の受診漏れがないか、日常の健康指導を行っているか、点呼における健康観察を徹底しているかなどをチェックしておきましょう。
■初任運転者の安全指導計画を練り直そう
指導・監督の指針の改正により、2018年12月1日からバスなど旅客自動車運送事業者の行う指導のうち、初任運転者への指導内容が以下のように変更されています(アンダーライン部分)。貸切バス以外でも、安全性向上運転支援装置の指導をするという点です。改訂を踏まえて初任運転者指導計画について検討してください。
なお、ドライブレコーダーを利用した指導については、国土交通省作成の「ドライブレコーダーの映像を活用した指導・監督マニュアル」が参考になります。
① |
事業用自動車の安全な 運転に関する基本的事項 |
道路運送法その他の法令に基づき運転者が遵守すべき事項及び 交通ルール等(貸切バスの運転者にあっては運行指示書の遵守を 含む)を理解させるとともに、事業用自動車を安全に運転するた めの基本的な心構えを習得させる。 |
② |
事業用自動車の構造上 の特性と日常点検の方法 |
事業用自動車の基本的な構造及び装置の概要及び乗合バス又は 貸切バス等の運転 者にあっては車高、視野、死角及び内輪差等の 他の車両との差異を理解させるとと もに、日常点検の方法を指導 する。この場合において、貸切バスの運転者にあっては、当該運 転者が実際に運転する事業用自動車と同一の車種区分の自動車を 用いて指導する。 |
③ |
運行の安全及び旅客の 安全を確保するために 留意すべき事項 |
旅客自動車運送事業者の事業の態様及び運転者の乗務の状況等 に応じて、シート ベルトの装着を徹底させることその他の事業用 自動車の運行の安全及び旅客の安全 を確保するために留意すべき 事項を指導する。 |
④ | 危険の予測及び回避 |
道路、交通及び旅客の状況の中に含まれる交通事故につながる おそれのある主な 危険を理解させるとともに、それを回避するた めの運転方法等を指導する。また、貸切バスの運転者にあっては、 当該運転者が実際に運転する事業用自動車と同一の車種区分の自 動車を停止状態で用いて、制動装置の急な操作の方法について指 導する。 |
⑤ |
安全性の向上を図るため の装置を備える事業用自 動車の適切な運転方法 |
安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車を運行す る場合においては、 当該装置の機能への過信及び誤った使用方法 が交通事故の要因となるおそれがあることについて説明すること 等により、当該事業用自動車の適切な運転方法を理解させる。 |
⑥ |
ドライブレコーダーの記 録を利用した運転特性の 把握と是正 |
貸切バスの運転者にあっては、⑦の安全運転の実技を実施した 時のドライブレコーダーの記録により運転者に自身の運転特性を 把握させた上で、必要に応じて是正のために必要な指導を行う。 |
⑦ | 安全運転の実技 |
実際に運行する可能性のある経路(高速道路、坂道、隘路、市 街地等)において、道路、交通及び旅客の状況並びに時間帯を踏 まえ、当該運転者が実際に運転する事業用自動車と同一の車種区 分の自動車を運転させ、安全な運転方法を添乗等(貸切バスの運 転者にあっては、添乗)により指導する。 |
時間:貸切バス以外の一般旅客自動車運送事業の事業用自動車及び特定旅客自動車の運転者に対しては、①から⑤までについて合計6時間以上実施すること。⑦については、可能な限り実施することが望ましい。貸切バスの運転者に対しては、①から⑥までについては合計10時間以上、⑦について20時間以上実施すること。
※平成30年6月1日公布 平成30年12月1日施行
日 付 | 行 事 等 |
11月より~ 1月10日(木)
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・第58回「正しい運転・明るい輸送運動」 全日本トラック協会主催──詳しくは、全ト協のWEBサイトを参照してください 。 |
1日(土)~ 2019年4月30日
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・平成30年度 安全衛生教育促進運動──中央労働災害防止協会(中災防)が提唱し展開する活動。年間計画を定めて、雇入れ時教育、特別教育などの義務付けを踏まえ安全衛生教育の確実な実施を促しています。 標語:「正しい知識で 職場を安全・健康に!」 |
1日(土)~ 31日(月) |
・大気汚染防止推進月間(環境省) ──12月は、自動車交通量の増加、ビルや家庭の暖房ほか気象条件などの影響により、大気汚染物質の濃度が高くなる傾向にあります。このため、環境省では、「エコドライブの実践」など、広報活動を通じて大気汚染物質の削減を呼びかけています。 (→ 詳しくは同省のWEBサイトを参照)。 |
1日(土)~ 1月31日(木)
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・陸上貨物運送事業「年末・年始労働災害防止強調運動」
──陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)の主唱する労災防止運動です(2019年1月31日まで)。 交通災害や荷役作業時における墜落・転落災害などの防止を推進します。詳しく陸災防のWEBサイトを参照してください。 |
1日(土)~ 1月15日(火)
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・平成30年度「建設業年末年始労働災害防止強調期間」 ──建設業労働災害防止協会が、災害の多い年末年始に積極的な災害防止運動を展開します。交通労災としては、現場送迎時の事故防止、路面凍結等によるスリップ事故の防止などを強調しています。 スローガン「無事故の歳末 明るい正月」 |
6日(木) |
・運行管理者試験のおまかせ申請申請期限 なお、インターネット申請の期限は 12月11日(火) ※おまかせ申請は別途依頼費用が必要 詳しくは、試験センターのWEBサイトを参照。 |
3日(月) |
・個人タクシーの日──東京都において40~50歳で3年間無事故無違反の優良運転手173人に個人タクシーの免許が許可された日を記念して、1959(昭和34)年に制定されました。 |
3日(月)~ 9日(日) |
・障害者週間──障害者基本法では、12月3日から9日までを「障害者週間」と定めています。障害者の自立と社会参加を実現していくためのフォーラムやセミナーなどが行われます。 |
6日(木) |
・一般社団法人交通科学研究会 平成30年度・研究発表会 日時:10:30~17:00(受付10:00より) 於:大阪市立大学梅田サテライト101教室(大阪駅前第2ビル) ※プログラム終了後、研究交流を目的とした意見交換会を企画 詳しくは、同研究会のWEBサイトを参照してください。 |
7日(金) | ・大雪 |
10日(月) | ・世界人権デー |
10日(月)~ 1月10日 |
・年末年始の輸送等に関する安全総点検(2019年1月10日まで) 国土交通省は毎年、輸送機関に対して自主点検等を通じた安全性の向上を呼びかけています(※詳しくは、同省のWEBサイトを参照してください) |
11日(火) |
・12月の製品安全点検日 ──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
12日(水) |
・中小貸切バス事業者の理解・実行が期待される運輸安全マネジメントセミナー 日時:14:30~16:30(受付14:00より) 於:ムーブ町屋 (東京都荒川区荒川7-50-9 センターまちや3階) 主催:一般社団法人 健康マネジメント協会 ・特別講演 :国土交通省 次席運輸安全調査官 木下典男氏 ・健康管理の取り組みについて 健康マネジメント協会 佐藤 恵美子 ──詳細・申込みは、健康マネジメント協会のWEBサイトから |
12日(水) | ・バッテリーの日──電池工業会が設定。野球のバッテリーの守備位置数字が1、2であることから。(※自動車バッテリーの基礎知識については同会のWEBサイトを参照してください) |
15日(土) |
・観光バス記念日──1925年(大正14年)のこの日、東京で初の遊覧乗合自動車(観光バス)が登場しました。 |
15日(土)~ 1月15日(火) |
・平成30年度 年末年始無災害運動 ──中央労働災害防止協会が主唱する安全運動。今年で47回目を迎えます。今年の共通標語は、
「みんなで感謝の総点検 笑顔で迎える 年末年始」 (※詳しくは、中災防のWEBサイトを参照してください) |
16日(日)~ 1月15日(火) |
・年末年始 港湾無災害強調期間 ──港湾貨物運送事業労働災害防止協会による年末年始の事故防止活動。安全・衛生活動の「見える化」など、創意工夫をこらした活動を推進します。 |
20日(木) |
・道路交通法施行記念日 ──1960年(昭和35年)のこの日道路交通法が施行されました。それまで交通行政は1947年制定の「道路交通取締法」によって行われ、各都道府県の行政処分基準などにはバラつきがありましたが、全国で統一した法制となりました。 |
22日(土) |
・冬至 |
23日(日) |
・天皇誕生日 |
25日(火) | ・クリスマス |
28日(金) |
・官庁仕事納め |
12月中旬~下旬 | ・平成30年11月末における交通死亡事故発生状況(警察庁) |
12月~1月 |
・貸切バス、観光バスを対象とした街頭監査 毎年、年末年始にかけては貸切バス発着場等における街頭監査が実施されます。平成28年度より街頭監査に関係する処分は強化されています。また貸切バスについては平成29年度より覆面添乗調査も実施されています。 |
~12月中旬 |
・過労死等防止対策推進シンポジウム(厚生労働省委託事業)──過労死防止をテーマにしたシンポジウムが各都道府県単位で実施されます。入場無料。 詳しくは、過労死等防止対策推進シンポジウム事務局のWEBサイトを参照してください。 |
~12月中旬 |
・荷役災害防止研修会(カゴ車・テールゲートリフターの安全作業) ──(陸災防各都道府県支部) |
12月下旬 |
・平成30年10月末 労働災害速報(陸上貨物運送事業労働災害防止協会) ・平成30年10月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
12月上旬 |
・平成31(2019)年使用 交通安全年間スローガンの公表 毎日新聞紙上、全日本交通安全協会ホームページなど |
◆12月の日没時刻(国立天文台天文情報センターによる)
1日(土) | 福岡 17:10 |
大阪 16:47 |
東京 16:29 | 札幌 16:01 |
15日(土) |
福岡 17:12 | 大阪 16:49 | 東京 16:29 | 札幌 16:00 |
31日(月) | 福岡 17:20 |
大阪 16:57 |
東京 16:37 |
札幌 16:09 |
12月の冬至前後は、1年中でも最も日が短い時期ですので、地域によっては4時頃に日が暮れてしまいます。
歩行者や自転車との事故防止のために、より早めの点灯を意識してください。
早めに点灯するあなたの思いやりが、交通事故減少に結びつきます。遅くても日没の30分前には、ぜひ点灯するとともに、夕刻に増える交通参加者を警戒して運転してください。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
また、JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light のサイトを参照してください