さる11月27日午後1時半すぎ、鎌倉市の国道を走行していたコンクリートミキサー車が信号機の付いた電柱に突っ込み、運転していた50歳代の男性が軽いけがをしたほか、ミキサー車の窓ガラスが周囲に飛び散り、近くを歩いていた男性が目の下を切る軽いけがをしました。
ミキサー車の運転者は「くしゃみをした時、ハンドル操作を誤ってしまった」と話しているということです。
運転中に何らかの原因で「くしゃみ」をすることは珍しいことではありません。
そのとき、危険なことは瞬間的に目をつぶることと、ハンドル操作をすることです。
一瞬目をつぶることについては、直線区間でハンドルを操作しなければ、そんなに大きな危険にはならないと思いますが、ハンドルを瞬間的に切ってしまうと、この事例のように路外逸脱などの事故につながりますので注意が必要です。
これから、本格的な風邪のシーズンを迎えます。
運転中にくしゃみが出そうになったら、できるだけ目をつぶらないようにして、ハンドルをしっかり握って動かさないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2018.12.6更新)
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