さる12月12日の午後6時45分ごろ、千葉県印西市の市道で道路を横断中の66歳の女性が公立小学校教諭(48歳)の車にはねられ死亡する事故が起こりました。
現場は片側2車線あるニュータウン中心部の道路で、女性は横断歩道ではなく中央分離帯をまたいで横断していて事故にあったようです。当然、横断禁止場所だったと思われますが、大きなショッピングセンターに面した道路であり、横断歩道や信号との距離があるため近道して横断していたものと考えられます。
12月上旬の千葉県の日没時間は16時半ごろですので、この時間帯はすでに真っ暗だったでしょう。ライトは右方向の照射範囲が狭いものの、運転者が右側からの横断を予測していれば、女性を発見できたかもしれません。
中央分離帯があると歩行者がそこを越えて横断してくることをなかなか想定できないと思いますが、商業施設がある場所であり買い物客などの多い時間帯でしたから、横断のリスクは比較的高かったと言えます。
夜間は中央分離帯の切れ目などから横断してくる歩行者がいる危険を念頭に置いて、常に右側へも注意を配りながら運転しましょう。
(シンク出版株式会社 2018.12.18更新)
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