狭い路地などから幹線道路に出るときには、一時停止をして安全確認をすると思いますが、車道だけを気にしないで、まず手前の歩道や車道の端をやってくる自転車やバイクなどに注意を向けましょう。
車道を早く見ようとして、急いで車を前に出すと衝突事故を起こす危険があります。
さる1月8日午前6時15分ごろ、兵庫県尼崎市の県道交差点で、路地から県道に出ようとした乗用車が車道の端を走行してきた二輪車と衝突し、57歳の二輪車ライダーが死亡する事故が起こりました。
乗用車の運転者は「当たったと同時に二輪車に気づいた」と供述していますので、しっかり安全確認をしないまま車道に出ようとしたものと思われます。
夜明け前の交通量が少ない時間帯なので油断したのでしょうが、こうした場所では二輪車だけでなく手前の路肩を走ってくる自転車を見落とすことも多いので、慎重な確認が必要です。
急いで車を出さないで、ソロソロと前進しながら幹線道路の安全を確認する癖をつけましょう。
(シンク出版株式会社 2019.1.15更新)
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