不幸にして追突事故にあったとき、追突の衝撃が大したことはないと感じても、運転を続けると危険な場合がありますので注意しましょう。
さる2月19日午前8時半ごろ、三重県四日市市伊坂町の東名阪道・四日市ジャンクション付近で、大型トラックが渋滞で止まっていた車6台に衝突し、炎上する事故が起こりました。
衝突したトラックドライバーは意識がもうろうとした状態で、病院で調べたところ脳内出血が見つかりましたが、実は炎上事故の数分前に別のトラックに追突されていたことがわかり、その衝撃で脳内出血を起こし、そのまま運転を続けて衝突したものと思われます。
トラックドライバーは「何も覚えていない」と供述し、追突された影響で意識がもうろうとして運転した可能性が高いとみられています。
追突されるような事態に遭遇したとき、自分で制御できない場合は仕方ありませんが、もし大丈夫だと感じても過信しないで、安全な場所に車を止めて様子をみるように心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2019.2.25更新)
最近、他の車をあおったり、運転中にスマートフォンを操作したり、通行禁止道路を走行して重大事故を起こすなど、「ドライバー失格」と言える行為が目立つようになり、取締りや罰則が厳しくなる傾向にあります。
この冊子では、代表的な危険・迷惑運転を取り上げ、その罰則の重さと、運転上の注意ポイントを解説しています。
ドライバー向けのセルフチェック欄も設けていますので、自分が無意識のうちに危険・迷惑運転をしていないかチェックすることができます。今、事業所にとって運転者教育に最適の小冊子です。