2019年(平成31年)「春の全国交通安全運動」の推進要項が発表されました。
(中央交通安全対策会議交通対策本部決定)
今年度の実施期間は、統一地方選挙の関係で5月11日(土)~20日(月)の10日間に実施され、期間中の5月20日は「交通事故死ゼロを目指す日」となっています。
依然として高齢歩行者の交通事故被害が目立つだけでなく、高齢運転者による重大事故も多発しています。
運動の重点項目には「子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止」が第一に掲げられ、加齢等に伴う身体機能の変化が高齢者の交通行動に及ぼす影響などに関する安全指導の徹底が強調されています。
事業所では通勤のマイカー・バイク、自社の営業車両が不用意に生活道路を走行しないように指導しましょう。高齢者や子どもと遭遇する機会が多いほど事故の危険も増大します。
やむを得ず生活道路や私道などを走行する場合は、どのような危険があるのかヒヤリマップなどでチェックして危険を周知しておくことが大切です。
※2020年(令和2年)春の全国交通安全運動は → こちらを参照
◆運動の実施期間
2019年5月11日(土)~20日(月)
◆交通事故死ゼロを目指す日
2019年5月20日(月)
◆運動の全国重点
※ポスターの入手は内閣府のWEBサイトを参照してください。
【参考───職域における実施要領】
↑内閣府作成による運動ちらし
交通安全運動期間中は交通安全に対する運転者の意識が高まる時期です。事業所で交通事故防止の取組みを展開する絶好のチャンスです。
ただし、漠然と「安全運転をするように」とか「防衛運転をするように」と一方的に指示したり、ポスターを掲示するだけでは従業員の安全運転意識が向上しません。
交通事故を防止するためには、従業員自らが交通事故のリスクの大きさを理解したり、自身の運転の弱点に気づくことが大切です。シンク出版では、一歩進んだ交通事故防止教育教材を取り揃えておりますので、ぜひご活用いただき、交通事故防止にお役立てください。
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