最近は、ドライブレコーダーを装備している車が多くなり、事故当時の映像を見る機会が多くなりました。
先日、新名神高速道路の三重県亀山市にある亀山ジャンクションの近くで、トラックが前方のトラックに追突し、その反動で5台の車が絡む多重衝突事故の映像がありました。
事故現場は見通しのよい直線の道路で、事故を起こしたドライバーは「わき見をしていて前の車に気づいてブレーキを踏んだけど間に合わなかった」と話していますが、ブレーキを踏んだ様子はあまり見られませんでした。
高速道路ではスピードが出ているために、ドライバーとしては一般道路で少し「わき見」をした程度の意識でも、かなりの距離を進んでいます。
ちょっと「わき見」をしていたらアッという間に前車に迫っていたという経験は、ほとんどのドライバーが持っていると思います。
高速道路では、少しの「わき見」が命取りになりかねません。
見通しのよい直線道路では、無意識のうちに「わき見」をしがちになりますので、注意してください。
(シンク出版株式会社 2019.3.14更新)
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