さる3月14日午後9時半すぎ、埼玉県久喜市の踏切内で立ち往生した車と東武伊勢崎線の電車が衝突する事故がありました。
運転者していた54歳の女性は、踏切の外に避難していて無事でした。
女性は「遮断機が下りてしまい、どうしたらいいのかわからなくなった」と説明しているということで、警察では女性が遮断機が下りる直前に踏切に入り、渡りきれなかったとみています。
この事故をみるまでもなく、踏切での事故は警報機が鳴って遮断機が降りてきているのに、無理やり進入して踏切内で立ち往生するケースがほとんどです。
その背景には、「踏切で待つのは時間がかかってイヤだ」という心理があり、遮断機が下りる前になんとか通過できるだろうと安易に考えてしまうのだと思われます。
踏切内で止まって電車を衝突すると、莫大な事故処理費用がかかるだけでなく、他の多くの人にも迷惑をかけます。
踏切の警報機が鳴り出したら、絶対に踏切内に進入しないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2019.3.19更新)
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