最近の気象の変化には、なかなかついていけないと思っておられる方も多いのではないかと思います。
寒い日があったかと思えば、次の日は夏日を超えるということも珍しくはありません。
こういうときに注意していただきたいのが、車内温度の上昇による子どもの脱水症状や熱中症です。
外気温があまり上がっていない日に買い物などに行き、子どもが寝ていると、つい車内に子どもを残しても大丈夫だろうと思ってしまいがちです。
ところが、外気温が低くても車内の温度は驚くほど高温になってしまいます。
JAFが行った実験では、最高気温が23度と比較的過ごしやすい日だったのですが、車内の温度は50度近くまで上昇していますし、車内に置いていた缶入り炭酸飲料が破裂するなどしています。
毎年この時期になると、子どもを車内に残して熱中症になって救急車で運ばれたニュースが報道されます。
外の温度が低いと思っても、車内は短時間のうちに高温になるということを頭に入れ、絶対に車内に子どもを残さないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2019.5.9更新)
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