走行中、他の車からクラクションを鳴らされたり、パッシングされて腹が立つことはありませんか?
こんなときは相手も感情的になっていますから、むきになると「あおり運転」の応酬になりかねませんので、気を鎮めることが大切です。
さる6月14日、佐賀県内でバス運転者の男性(39歳)がマイカー運転中のあおり運転などを理由に「暴行罪」で逮捕される事件がありました。
この男性は、今年4月21日佐賀県武雄市の県道で30代男性が運転する乗用車を追い越した際にパッシングされたことに腹を立て、急ブレーキをかけるなどして男性の車を停車させ、「出てこい、こらぁ」などと言って運転席の窓ガラスを叩いた疑いで逮捕されました。
逮捕された男性は「やり返しただけ」と供述しているそうです。
相手に全く責任がないとは言えない状況であっても、カッとしてしまうと道路交通法違反だけでは済まずに暴行罪などの重罪を負う危険があります。
常に心を落ち着かせて、嫌な車がいたら自分から離れるようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2019.6.26更新)
最近、他の車をあおったり、運転中にスマートフォンを操作して重大事故を誘発するなど、「ドライバー失格」と言える行為が目立つようになり、取締りや罰則が厳しくなっています。
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ドライバー向けのセルフチェック欄も設けていますので、自分が無意識のうちに危険・迷惑運転をしていないかチェックすることができます。今、事業所にとって運転者教育に最適の小冊子です。